イーロン・マスクによるTwitter社の買収に伴い、すでに数々のセレブたちがこのSNSプラットフォームの利用をやめ始めています。そしてモデルのジジ・ハディッドも、そうしたセレブたちのひとりに加わりました。そして先週末、ジジはInstagramでその決断を公表しています。

マスクはすでに、Twitter社の従業員3000人以上を解雇しました。しかし、<ブルームバーグ>によると、マスクが構想する新たな機能の構築に必要な可能性があると考えた経営陣により、数十人には復職が呼び掛けられているそう。

ジジはInstagramで、Twitterの人権問題担当チームのメンバーだったシャノン・ラジ・シン弁護士の以下のツイートを、スクリーンショットでシェアしています。

「昨日は私にとってのTwitter社での最後の日でした。人権問題担当チームの全員が解雇されました」
「エチオピアやアフガニスタン、ウクライナなど、世界の紛争・危機において、危険にさらされている人々を守るため、ジャーナリストや人権活動家など、ソーシャルメディア上での存在感によって特に人権侵害の危険にさらされている人たちのニーズを守るために、国連のビジネスと人権に関する指導原則:『保護、尊重及び救済』枠組を実施するために私たちが行った仕事を、非常に誇りに思っています」

そして、ジジは投稿の最後に、自身のTwitterアカウントを削除した理由について、次のように説明しています。

「ずっと以前からですが、特に新たな経営陣に変わったことによって、Twitterはますます、ヘイトと偏見のごみ溜めになってきています。私が身を置きたい場所ではありません」
「10年間、Twitterを介して繋がってきたファンの皆さんには、謝るしかありません。ですが私には、Twitterが誰にとっても安全な場所であるとも、害を与える以上に利益をもたらすソーシャルプラットフォームであるとも思えないのです」