「薔薇」という漢字を手書きしたいので細部を確認したい。
あるいは「渡邉」と「渡邊」の違いを確認したい。

こんなとき、文字を拡大して細部を確認できる便利だ。

今回は、そのようなとき役立つ文字拡大ツール「字竹(Jidake)」を紹介しよう。
文字を拡大して表示するだけのシンプルなツールだ。


●画数の多い漢字、小さくて細部が分からない漢字を手軽に拡大表示
パソコンで文字入力するのに慣れてしまうと、たまに文章を手書きするとき、
「漢字が出てこない!」
ということがある。

そんなときは、パソコンの日本語入力システムでその漢字を入力・変換して確認するだろう。

ところが今度は、「変換した漢字の画数が多すぎて細部がよく分からない!」
こんなことがある。

また、人名を入力する際に「渡邊」と入力したいのに、候補に「渡邉」と「渡邊」が出てきて「どっちが正しいか分からない!」こともある。

このようなときは、漢字を拡大して細部を確認することになる。

筆者がよくやるのは、Wordに漢字を貼り付けて文字サイズをウンと大きくすることだ。
しかし、毎回、こういうことが続くと非常に面倒くさい。

そんなときにあると便利なツールが「字竹(Jidake)」だ。
これは入力した文字を拡大表示するだけのシンプルなツールだ。
次のように、入力した文字やクリップボードから貼りつけた文字を拡大表示できる。


「憂鬱」という文字を入力して拡大表示した。



「渡邉」と「渡邊」の違いもはっきり分かる。


これなら、「憂鬱」という漢字の細部、「渡邊」と「渡邉」の違いもはっきり分かる。
文字サイズはウィンドウサイズに連動するので、サイズを拡大・縮小するのも簡単だ。
なお、ウィンドウを右クリックすれば、フォント変更や色変更、テロップ表示なども可能だ。


ウィンドウサイズを変更すると、文字サイズも連動して変化する。



右クリックするとフォントや色の変更、テロップ表示を行うメニューが表示される。



文字色や背景色を変更することも可能



テロップ表示もできる。


名簿を作ったり、漢字の多い文章を入力したりする機会の多い人は、入れておくと何かと便利ではないだろうか。興味があれば、ぜひ試してみてほしい。

なお、筆者のWindows 11環境で実行すると、「WindowsによってPCが保護されました」と表示されたが、[詳細情報]をクリックしたあと[実行]をクリックすれば問題なく実行できた。特に危険なアプリではないので、実行しても問題ないはずだ。

字竹(Jidake)


井上健語(フリーランスライター)