11年ぶりVを飾った大会を振り返って投稿

 女子ゴルフの国内ツアー・樋口久子 三菱電機レディスで史上最長ブランクとなる優勝を飾った金田久美子(スタンレー電気)がインスタグラムを更新。大会を振り返った10枚の写真とともに、復活に至るまでの想いを込めた長文メッセージを掲載し、ファンの涙を誘っている。

 普段はネイルやファッションなど、明るくキラキラとしたキンクミのインスタに1194文字に渡る長いメッセージが掲載された。金田は「浸る時間はあっさり終わり通常運転です」と切り出し、気持ちは切り替わっていることを報告。その上で、今回の優勝に至るまでの道のりと、その心情をつづった。

 活躍とともに心無い声を目にする機会が増えたこと、それでも多くの人が支えてくれたこと、3年前から腰痛などに悩まされていたこと、さらにスランプの時はゴルフ場に行くと涙が止まらずトイレで嘔吐したこと……。「苦労話をしたいわけじゃないんですが今だから笑って話せる事で、そんな時期があったからこそ私にとって、とても重いしかしとても幸せな2勝目となりました」と記した。

 さらに「努力は必ず報われるとは限りません。ただ、報われるまで努力する。そんな気持ちで日々過ごしてきました。その気持ちが自分の中にあるまで、まだまだ戦い続けたいです。3勝目を目指して頑張りますので、これからも応援して頂けたら嬉しいです」と想いを込めた言葉をつづった。

 印象的だったのは「最後に」と記した言葉。

 ◇ ◇ ◇

努力は人に見せるものではない。
誰かが残したこの名言を心に置いて
他のみんなのSNSも見てほしいです。

これをこうやって言える日がきて嬉しいです。

 ◇ ◇ ◇

 金田の投稿には「読みながら涙出ました」「今またこの文章をみて泣いてる」「素晴らしい投稿です」「報われるまで努力する、成し遂げた人が言うと言葉が重いですね」「このコメント読んでいてもまた涙出てきちゃいました」などと涙腺崩壊したファンの声が寄せられ、2万8000件を超える「いいね」がつけられた。

(THE ANSWER編集部)