神戸の反撃中、中途半端な形でホイッスルが吹かれ試合終了に

 J1リーグ第33節の川崎フロンターレヴィッセル神戸の一戦は10月29日、等々力陸上競技場で行われ、川崎が2-1で勝利したなか、試合の終わらせ方に疑問の声が噴出。

 レフェリーの判断にSNS上では「終わり方酷すぎる」「これおかしい」などの指摘が相次いでいる。

 首位の横浜F・マリノスに勝ち点2差の2位に付ける川崎は前半20分、FWマルシーニョのゴールで幸先良く先制。一方の神戸も意地を見せ後半6分、敵陣でFKを獲得するとMF小林祐希が左足で鮮やかな一撃を突き刺して同点とする。それでも川崎は同39分にMF家長昭博がPKを決め、優勝への望みをつなぐ勝利を飾った。

 白熱のゲームとなったなか、試合後にSNS上で議論となったのが終了のホイッスルを巡るレフェリーの判断だ。後半アディショナルタイム5分、神戸はMFアンドレス・イニエスタのコーナーキックから川崎ゴールへ迫り、GKチョン・ソンリョンに弾かれたあとの混戦からこぼれたボールを味方が拾う。そこからペナルティーエリア内へ侵入しようとしたところで、終了のホイッスルが吹かれた。

 規定のアディショナルタイムに達していたとはいえ、神戸側としてみれば中途半端な形で幕引きを言い渡された印象は否めない。谷本涼主審の判断には、SNS上で疑問の声が相次いでおり「とんでもない終わり方」「この終わらせ方は酷い」「終わり方酷すぎる」「これおかしい」と、試合の流れに反したジャッジにさまざまな意見が寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)