福浦和也打撃コーチがヘッドコーチ兼打撃コーチに就任

 ロッテは7日、来季の1軍監督に吉井理人氏の就任が決まったと発表した。吉井氏は2019年からロッテの投手コーチを務め、今季は「ピッチングコーディネーター」を務めていた。

 吉井氏は球団を通じて「(就任要請に)ただ、ただ驚いています。これまでコーチとしての役割ということで勉強をしながらやってきましたが、これからは全体のマネジメントを任される立場になるということで身が引き締まる思いです。基本的には選手のパフォーマンス向上と人間力の向上の2つを上げること。そして最終的には勝つこと、10月に大舞台に立てることを目指していきます」とコメントした。

 2019年ドラフト1位で獲得した佐々木朗希投手の育成にも尽力した。今季は3年ぶりにBクラスに終わり、5年間指揮を執った井口資仁監督が辞任。現役時代に日米で多くの経験があり、指導歴も豊富な吉井氏に再建が託された。

 また福浦和也打撃コーチが1軍ヘッドコーチ兼打撃コーチに就任することが決まったことも併せて発表された。

○吉井理人(よしい・まさと)
1965年4月20日生まれ。和歌山県出身。箕島高から83年ドラフト2位で近鉄へ入団。88年は抑え投手として、最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年にヤクルトへトレード移籍。97年にFAで米大リーグ・メッツへ移籍。その後、ロッキーズ、エクスポズで活躍。2003年にオリックスで日本復帰。07年からはロッテでプレーし、現役引退。引退後は日本ハム、ソフトバンクで投手コーチを務め、19年からロッテの投手コーチ。22年からはロッテのピッチングコーディネーター、昨年からは侍ジャパントップチームの投手コーチを務めていた。(Full-Count編集部)