ローソンは、2022年10月4日から、糖質が14.9g以下のレトルトカレー3種を発売します。

「スパイスきわだつチキンカリー」「スパイスきわだつキーマカリー」「スパイスきわだつグリーンカリー」(298円)の3つ。すべて糖質を14.9g以下、食塩相当量を1.9g以下にしたレトルトカレーとのこと。

週1回はカレーを食べないと落ち着かないカレーマニア記者が実食してみました。

糖質33%オフ!

これまでローソンでは、"自宅では作れない本格的なカレー"を自宅で楽しんでもらおうと、2019年より老舗食品メーカーの「新宿中村屋」と共同開発したレトルトカレーを展開してきました。

今回の低糖質カレーは、従来の「新宿中村屋」の本格カリーをベースに糖質と塩分量を抑えた商品です。いずれも電子レンジで温めるだけで食べられます。

1品ずつレポートします。

・スパイスきわだつキーマカリー

ハーブの一種であるフェネグリーク、ブラウンマスタードシードなどのホールスパイスとひき肉の旨味で仕上げたキーマカリーです。

糖質12.6g、食塩相当量1.9g。糖質量は従来品に比べ約27%削減しているとのこと。

3品の中で1番コクがあったのがこのキーマ。ひき肉の旨味と本格的なスパイスの風味で旨さ爆発! 家ではなかなか出せない美味しさが楽しめました。

具材が多めなのも嬉しいところで、ビーンズの食感もたまりません。ちなみに、パッケージ裏の表示では、辛さは5段階中「3」なので辛さが得意でない人も楽しめるカレーです。

・スパイスきわだつグリーンカリー

ココナッツミルクと生クリームのコクにレモングラスの香り、魚介の旨味を加えて仕上げたグリーンカリーです。糖質は驚きの8.1g、食塩相当量1.8gです。

コナッツパウダーと生クリームの配合を見直すことで糖質オフに成功。糖質量は従来品に比べ約33%削減できています。

1番辛くてエスニックだったのがグリーンカレー。辛さの表示は「4」ですが、辛いもの好きの人も満足できる辛さです。1皿食べるうちにじんわり汗もかいてきます。

ただ、尖った辛さというより、クリームの優しさも相まって深めの味わい。ゴロっとした大きめチキンのジューシーさも美味しいです。

・スパイスきわだつチキンカリー

オーソドックスでありながらスパイス感も楽しめるカレーです。トマトの酸味や玉ねぎの旨味が効いています。クミン、フェンネルなどのホールスパイスに加え、ガーリックの風味もしっかり。グリーンカレーと同じく、大きめのチキンが存在感を発揮しています。

糖質14.2g、食塩相当量1.7g。辛さは「3」なので、安心して食べられます。

3つの中でコクを求めるならキーマ、辛さやエスニック感を求めるならグリーンカレーでしょうか。ただ、どれも知らずに食べれば低糖質とは気づかないコクと旨味でした。

最近は低糖質ご飯も豊富なので、組み合わせればぐっと糖質を抑えたカレーライスになりますよ。

(東京バーゲンマニア編集部 吉國まり)