メーガン妃が、2017年に表紙モデルになった雑誌に対して激怒していたという。新たな暴露本によると妃は当時、ヘンリー王子とのロマンスに言及した見出しが「人種差別的だ」と強く非難し、表紙の変更を求めたそうだ。

メーガン・マークル(現・メーガン妃)は2017年、ヘンリー王子と婚約発表する直前に『Vanity Fair』10月号の表紙を飾り、2人の関係について初めてオープンに語った。

2人は2016年に出会って交際をスタート。同年11月にはヘンリー王子が王室の公式サイトで正式に恋人宣言し、2017年11月に婚約発表した。

『Vanity Fair』の表紙は、メーガンのクローズアップの下部に「She’s Just Wild About Harry(彼女はハリーに首ったけ)」との見出しが付いたものだった。

この言葉は、1939年の大ヒットミュージカル映画『青春一座(原題:Babes in Arms)』の中で主演のジュディ・ガーランドとミッキー・ルーニーが歌った楽曲のタイトルだ。

同作では出演者が顔を黒塗りにして登場するシーンがあるため、当時メーガンがこの見出しに激怒していたことが、新たな暴露本『Courtiers: The Hidden Power Behind the Crown』で明らかになった。

現地時間9月30日に英メディア『Daily Mail Online』は、英紙『The Times』の王室担当記者バレンタイン・ロウ氏による同著の一部抜粋を掲載。それによるとメーガンとヘンリー王子は見出しを人種差別的だと非難し、表紙を変更するように求めたという。

表紙の写真はメーガンがダークな髪を下ろし、顔のそばかすが見えるナチュラルな姿を捉えたものだったが、本人はこの写真が気に入らなかったそうだ。

さらにカバーストーリーでは、メーガンがヘンリー王子との関係について発言した「私達はカップルで、愛し合っている」との言葉が引用されていた。

しかし彼女は、記事の内容がヘンリー王子のことばかり書かれていると不満を述べたそうだ。

この仕事は、新たに起用されたセレブ御用達の広報アドバイザーの女性が担当した。しかしメーガンはこのような対応をした彼女に激怒し、クビにするように求めたという。

同著の情報筋によると、メーガン・マークルはこれらに対する怒りや不満をすべて、可能な限りの方向にぶつけていたと明かしている。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月10日付Instagram「Today, The Duke and Duchess of Sussex joined Her Majesty The Queen and members of @TheRoyalFamily」』『Vanity Fair 2017年9月5日付Instagram「In Vanity Fair’s October cover story,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)