10月14日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開となる、稀代の劇作家・根本宗子の初映画化、前田敦子主演×菊池風磨共演、山岸聖太監督の最新作、映画『もっと超越した所へ。』より、新たに菊池風磨演じる怜人が真知子(前田敦子)とケンカする本編映像が到着した。



原作・脚本は、異能の劇作家・根本宗子。“映像化不可能”と言われた伝説の舞台を自ら大胆なアレンジで表現し、クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く。めんどくさい感情とキレッキレの本音をさらけ出しながらも、強くたくましく生きる姿に、奮い立つようなエネルギーを得られ、「なんでこんな人を好きになっちゃったんだろう」と感じたことがある、愛する人がいるすべての人に捧ぐ――、笑って泣けて、スカッとする、この秋最高の恋愛エンターテインメント映画が誕生。

 

今回、新たに解禁されたのは、恋愛間違いがちデザイナー・真知子と、菊池風磨演じるヒモストリーマー・怜人が、深夜に大ゲンカをするシーン。家賃も生活費も全部支払ってきた真知子が、実は怜人が元カノにお金を振り込んでもらっていると知り、裸で眠る怜人に詰め寄る姿から始まる。怜人が「振り込んでもらってても真知子に迷惑かけてないよね?お金借りてるわけじゃないでしょ?」と開き直り、「二人用の家だったら家賃くらい払う。」、「そもそも真知子が夜中に心配させるよう変なツイートばっかりしてたからここに住んだのに!」と言い返すと、ふたりの言い合いはどんどんエスカレート。「自宅を解約して、一緒に住んでほしいとまで頼んでない!」という真知子の言葉に、「なんで勝手に転がり込んできたみたいにしてくんの?(勝手に通帳みて)いちいち詮索されて、オレすっごいやな気分なんだけど!細かいよ!!」とブチ切れる怜人。パンツを履きながら、「なにが言いたいの?どうしたらいいわけ??」と叫んで…。


このパンツ一丁でキレるシーンについて菊池は、「映像を「映像を通して見ると、結構とんちきなことをやっているけれど、それがリアルで面白かったですね。画でみるとクズだな…」と撮影を振り返る。身勝手なのに、どこかかわいらしさもあり、憎みきれない怜人。けれど、これでいいの?怜人のクズ男っぷりに、さすがに堪忍袋の緒が切れた真知子は、この<沼恋>超越できるのか?


写真は、仲良く怜人の買ってきて“くれた”お弁当を食べる二人。真知子の表情はどことなく曇っていて…。



■『もっと超越した所へ。』
10月14日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022『もっと超越した所へ。』製作委員会