「妹の方が顔が整っている」と言われ…学力や運動、見た目を比べられてきた“双子モデル”(34)が、整形を始めたワケ から続く

 双子モデルとして活動している姉・吉川ちえさん(34)と妹・吉川ちかさん(34)。2人はこれまでに総額4000万円を超える整形手術を行ってきたことを公表し、ダウンタイム中の様子もYouTubeで配信している。

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 2人にこれまで行った整形手術や整形をする上でのこだわりなどについて、話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)


姉の吉川ちえさん(左)と、妹の吉川ちかさん(右)

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輪郭の骨を切る大手術をした

――お2人は輪郭の骨を切る大手術も経験されているんですよね。

ちえ 顔の大きさを小さくするために、ちかが先に輪郭の骨を切る手術をして。妹より顔が大きいのは嫌だと思って、私も骨を切ったんです。

 輪郭の骨を切るって、整形の中ではなかなか大きな手術なんですよ。見た目の雰囲気もかなり変わるし。それをやってしまったので、整形欲求がなくなって。今はアンチエイジングを中心にやっていますね。

ちか 私は輪郭の骨を切ってからもいろんな手術をやっていますね。ジョールファット(口横から口角下にある脂肪を除去する施術)やメーラーファット(頬骨とほうれい線の間にある脂肪の塊を除去する施術)などの顔の脂肪吸引もやって、唇もぷっくりさせて、鼻も修正して。

 来月は顎下の脂肪吸引も予定しているし、鼻も少し修正しようかなと思っています。やりたいことがいっぱいありますね。

――骨を切ったりする手術だと、ご飯が食べられないなど、ダウンタイムが辛いという話も聞きますが不安はないのでしょうか。

ちか 逆に楽しみなんですよ。私は「メスを入れる系」の施術をしないと気持ちが安定しないくらい。形が変わる施術は高まるんです。でも、ヒアルロン酸やボトックスのような、いわゆるプチ整形はなんとも思わなくて(笑)。メスを入れる予定があると思うと頑張れる。

 コロナ前はよく2人で海外旅行に行っていて、それを楽しみに仕事を頑張ろうってモチベーションにしていたけど、ここ数年行けていない分、整形欲がヒートアップしてるのかもしれません。

ちえ 私は逆に整形欲がなくて。自分の中ではやり尽くしたので、そこまで顔に不満がなくなった。あとは微調整です。

 前はTwitterとかInstagramで症例写真を見まくって、毎日寝不足みたいな感じだったけど、今はそういうことは全くなくなってきて。たぶん今、ちかがそれだね。

ちか そう。毎日睡眠不足です。

――お2人が整形するときに一番こだわることは何ですか?

ちえ 先生ですかね。まずは症例写真をいろいろ見て、いいなと思った施術をしている先生の経歴を調べます。自分の中に「これだけは嫌だな」という経歴があって、それに当てはまるとどんなに症例が良くてもはじいちゃうんですよ。

――ちえさんの考える“嫌な経歴”とは?

2人が考える先生の“嫌な経歴”とは

ちえ 学校を卒業した後、内科医や外科医などの美容整形と関わりない専門にずっといたのに急に美容クリニックで働いているとか。あまり脈絡なく院長になっていたりとか……。

ちか 埋没しかできないのに、いきなり院長になってるみたいな人もいるんです。技術はあるかもしれないけど、経験が浅いじゃないですか。経歴を見て、浅いなって思う人のところには行かないです。

ちえ 私はカウンセリングの時に「もともとはどちらで働いてたんですか?」って聞いて、形成外科出身の先生を選ぶようにしてます。勝手なイメージですけど、形成外科の経験がある人の方が縫合がきれいな気がして。

――施術ごとに医師を探されるんですか?

ちえ そうです。各自、症例をたくさん見て探しています。先生と顔の好みが違うと、やりたい施術を理解してもらえなかったり、ミリ単位の施術の変化でテイストが変わったりもしてしまうので。

ちか ちえがした施術が良かったりすると、同じ人に頼むこともあります。

ちえ 私が幅が広かった二重を自然にしたくて修正したときに、ちかが「私もやる」って同じ先生に修正してもらったよね。逆にちかの施術を見て、その先生は私には合わないなと感じることもある。

――これまでいろんな整形をしてきたお2人ですが、痛みに強かったりするのでしょうか。

ちえ 痛みの耐久性はあると思います。

ちか 色々やりすぎて、「これはこういう痛み」ってわかってるから心構えができる。痛みに強いというよりは、忍耐力があるんだと思います。ここは歯を食いしばれば耐えられる痛みだとか。

ちえ いきなり針をブスッと刺されたら痛いじゃないですか。でも、これから麻酔液が入ってくるって知っていれば我慢できる。手術台に上がる時は本当にドキドキして、オペ室のライトがパーッと灯ると「早く眠らせてください!」っていう感じだけど、起きた時は心が晴れてるよね。麻酔が残っているから気分はムチャクチャ悪いけど、新たな人生スタート、みたいな。

――歯医者くらいならもう全然怖くないですか?

これまでで一番痛かった手術

ちか 歯医者は怖いです(笑)。音が嫌なんですよ。

ちえ 一番怖いと思うのは骨折です。知り合いに、整形をほとんどやり尽くした「神」みたいな人がいるんですけど、その人が一番痛くて耐えられなかったのが脚の骨折だって言ってて。

ちか うちらが一番痛かったのは、肋軟骨を取って鼻に移植する手術です。軟骨を取ったあばらのほうが痛くて痛くて。でも、その「神」から骨折が痛いと聞いてからは骨折だけはしないように生きています。

ちえ あと、乳輪のトーンアップは痛かった。レーザーで焼いて色素を飛ばすんですけど、早くトーンをあげたいから本当は10回繰り返すところを強いレーザーにして3回くらいで終わらせたんですよ。

 そしたら色がまだらになっちゃった上に、めっちゃ痛かった。汗がダラダラ出て、つけまも飛んでいっちゃって。レーザー系は苦手ですね。メスの方が全然マシ。

――整形手術で危険な思いをしたことは?

ちか 私は輪郭3点手術(顎先、エラ、頬の3か所の骨を切ったり削ったりすることで顔を小さくする小顔形成術)後に麻痺が残りました。もう1年半くらい下顎が麻痺していて、ご飯粒がついてもわからない。ビリビリする感覚があるくらいで生活に支障はないですけど。

ちえ 私も輪郭3点手術で歯茎に傷跡のへこみが線状に残ってしまって。お寿司なんか行こうものなら、そこにずら〜っとご飯粒が埋まって、生活に支障が……。

――お2人は整形のダウンタイム中の写真も公表されていますが、その理由は何でしょうか。

ちえ ダウンタイム中って「あれっ。これ、大丈夫?」みたいな不安な気持ちが襲ってくるんですよ。本当にこの腫れは引くのかな、失敗じゃないかなって。だから写真として残しているし、それを発信することで他の人も参考になるかなと思って。

ちか 発信する理由はいろいろあるけど、とにかく整形は簡単なものじゃないってことは伝えたいと思っています。整形は絶対にファッション感覚でやるものじゃない。

 私たちは、整形するために何十枚もの症例写真を見て、先生選びをして、カウンセリングを何回もして。それでもたまに失敗してしまうこともある。でも、自分ができることはやり尽くしてるから、リスクも受け入れられる。

ちえ 逆にそれくらいの覚悟がないとやるべきではないよね。一度整形した箇所は絶対に元には戻らないし。整形は痛いし、メンタルはやられるし、麻痺なんかのリスクも付き物。整形自体は肯定派だけど、整形をファッションのように扱うのはやめてほしいですね。(#3に続く)

写真=志水隆/文藝春秋

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(宿無の翁)