NBA元監督ガンディ氏「ジャッジがこれをやってのけた時、MVPに選ぼう」

 米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場。8回2死までノーヒットノーランという8回2安打無失点10奪三振の快投で、自己最多の15勝目を挙げた。歴史的な躍動を続ける二刀流に、NBAの元名将は「これをやってのけた時、ジャッジをMVPに選ぼう」と持論を展開。大谷派を鮮明にする一方で、ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手をMVPに推すジャッジ派の主張を論破している。

 快刀乱麻のピッチングに加え、打席でも4打数2安打1打点という躍動を見せた大谷。08-09年シーズンにオーランド・マジックをNBAファイナルに導いたかつての名将、スタン・ヴァン・ガンディ氏も大谷の躍動に熱視線を送っていた。

 自身のツイッターで大谷のアスレチックス戦の活躍を伝える記事を共有。「ジャッジがこれをやってのけた時に、私は彼をMVPに選ぼう。オオタニはOPS(長打率と出塁率を合算した打撃指標)8位で防御率は6位だ。ジャッジよりシーズンで良い成績を残した打者はいた。オオタニの活躍は前人未到だ」と持論を展開した。

 ヤンキース史上最多タイとなるシーズン61本塁打を放っているジャッジより優れた打撃成績を残した打者はいたが、投打で最も重要な指標で両リーグ通算10傑に入る大谷の躍動は史上初と強調。常々大谷を評価する他競技の名将の主張には賛否両論が集まった。

 ジャッジ派からはア・リーグ東地区で優勝したヤンキースと低迷するエンゼルスとのチーム成績を根拠に反対意見が届いたが、「その選手がどれだけ価値があるかは、チーム成績と無関係だ。もしそうなら、最高のチームの選手しか選出すべきではない」「大部分個人競技であるところの個人に向けた表彰だ。もし勝敗記録が重要なら、ヨルダン・アルバレス(ヤンキースより優れた戦績のアストロズに所属する主砲)がMVPだ」と名将はジャッジ派の主張をことごとく論破していた。

(THE ANSWER編集部)