● 広島 1 − 5 ヤクルト ○

<25回戦・マツダスタジアム>

 逆転でのCS進出を目指していた広島は正念場で痛恨の3連敗。レギュラーシーズン142試合目で今季の5位が決まり、CS進出の可能性が完全消滅した。

 広島は中9日で先発した九里亜蓮が3回二死から四球と内野安打で一・二塁のピンチを招き、パトリック・キブレハンに特大3ランを被弾。4回からマウンドに上がった2番手・遠藤淳志は2イニング無失点に抑えたが、6回に3番手・森浦大輔が村上宗隆を四球で歩かせた直後、5番のホセ・オスナに手痛い2ランを許した。

 打線はヤクルト先発のドラフト1位ルーキー左腕・山下輝を打ちあぐみ、6回までわずか3安打無得点。終盤3イニングは燕リリーフ陣の前に、5点ビハインドを弾き返すことができなかった。

 先発した九里は5回2/3を投げれば規定投球回到達だったものの、3回3失点で及ばず9敗目(6勝)。チームとしては9月7日・中日戦で森翔平が勝利したのを最後に、13試合連続の先発白星なしとなった。