YouTuberのKOHEYさんが2022年9月26日、自身のYouTubeチャンネルに公開した動画で、うつ病と診断されたことを告白した。

「突然よ。急になんか『眠いな』みたいな」

KOHEYさんは、9月28日時点で登録者数67.2万人のYouTuber。女性3人と同棲生活を送るなど過激路線の動画で人気を博していたが、ショート動画を除けば7月11日公開の動画から2か月あまり更新がストップしていた。

「突然活動休止していた件について」と題して公開した動画でKOHEYさんは、活動休止期間中に「うつ病になって家で引きこもっていた」と述べ、「まだ僕自身も整理付いてるかどうかって言ったら付いてないかもしれないっていう状態」と明かした。

YouTubeでの活動と並行し、数か月前からもともとやってみたいと思っていたホストクラブで働き始めたというKOHEYさん。多忙につき、YouTubeを「1回サボっちゃおう」と思い立ち、7月からホストの仕事のみ続けていたものの、「突然よ。急になんか『眠いな』みたいな。『身体だるいな』みたいになってきた」と振り返った。

最初は「二日酔いのせいではないか」と意に介さなかったというKOHEYさんだが、同様の症状が何度か現れるようになり、「で、急によ。パーンってなんか切れたね。切れたっていう表現が合ってるのかわからんけど、なんか欲求がどんどん薄れていったよね。無気力。飯に興味ないとか、別に今この状態で人に会いたくないとか」と述懐した。

「これはちょっと異常やな」

当初は精力的に取り組んでいたホストの仕事も「週2が週1になって、今週シフトを出すのを忘れてたとか。そういう状況になっていった」とのことで、「携帯も見いひんし、ソファーでずっとコテーンって、だけやねん。でもう今現在、9月末やねん」と語った。今は「少しマシになってきたほうなんよ。カメラ越しやけど話せてるほうやからさ」という。

うつ病の原因については「ホストで何かあったの? と思う人が多いと思うんやけど、それは違って」「おそらくやりたいことが見つかってないっていうのが一番デカいんかな」とし、「なんせ俺が社不(社会不適合者)なんよ。飽き性やし、続かんしな」とし、これまでYouTubeで「無茶苦茶」な企画をいくつも立ち上げてきたのは「知らない世界」を見られるのが好きだったとしたうえで、「それが今ないから、こうなってるんかな」と自己分析した。

症状については、「何もできんのよ、ホンマに。起きることもできひんし、食べることもできひんし、でも、意識はあるんよ。眠れはせんから。でも、ずっと考えてる状態みたいな。『あー、死にたいなー。どうしよー』みたいな」と言い、「『これはちょっと異常やな』と思って病院に行ってうつ病って診断されたんよ」と回想した。

そして「いったんとりあえず、今の僕にできることは、このうつ状態でできること、発信できることを話すことやなと思った」と久しぶりに動画投稿をした理由を述べ、今後の方針について「ゆっくり自分のペースで頑張っていこうと思う」と話していた。