欧州ツアーの練習中に生まれた珍チップインが120万再生超え

 男子ゴルフの欧州ツアーの練習中に生まれたミラクルショットが話題を集めている。アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権がスコットランドのセントアンドリュース・オールドC(7318ヤード、パー72)などで29日に開幕。練習ラウンドではトミー・フリートウッド(英国)が一打で2つのボール沈める珍事が生まれ、自身のツイッターで動画を公開した。海外ファンを「100万に1つの確率だよ」「トミーはマジシャンだ」と驚愕させている。

 まさに奇跡だった。グリーン脇の側道付近からピンを狙ったフリートウッド。距離は20ヤードほどか。傘を差す人もいる中で振り抜かれたボールはグリーンでバウンドすると、ピン方向へ一直線。すると、カップ手前に転がっていたボールに直撃。なんと2球ともカップへ吸い込まれた。練習とはいえ、めったに見られない形で聖地セントアンドリュースで生まれたチップインに、ギャラリーからは「Ahhh!」と驚きの声とともに拍手が起こった。

 実際の映像をフリートウッドは自身のツイッターで公開。文面には「セントアンドリュースは魔法の場所です!」と驚きを表現した。120万回以上再生された珍ショットを目の当たりにした海外ファンからは「Wow」「これも一つの方法だよね」「100万に1つの確率だよ」「信じられない!」「トミーはマジシャンだ」「驚異的だね」とコメントが寄せられたほか、2万件以上の「いいね」が付けられている。

 世界ランク28位のフリートウッドは欧州ツアー5勝の実力者。初日はブランデン・グレース(南アフリカ)と同組でラウンドする。

(THE ANSWER編集部)