格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN

 25日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」で、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションで対戦し、カウンターからの右フックで2回TKO勝ちを収めた。ゴング直前にはプレゼンターから花束を投げ捨てられる“侮辱行為”を受けるハプニング。この行為に米ファンからは「リスペクトがない」「本当に無礼」といった非難の声が上がった。

 一体何が起こったのか分からない出来事だった。メイウェザー、朝倉の両者の名前がコールされる直前に行われた両選手への花束贈呈。メイウェザーの前にはデジタルチケットを420万円で購入した「ごぼうの党」の奥野卓志代表が現れたが、奥野代表は何とリング上に投げ捨てるという行動をとった。さすがのメイウェザーもこれにはすぐに反応できず。平然と自ら花束を拾い上げた。

 米スポーツメディア「バーストゥール・スポーツ」公式ツイッターは動画を公開。「メイウェザーはサイドミッションをこなしており、記念の花を持てず、足元に投げられた」と記した。これには米ファンから「メイウェザーのファンではないが、これはひどい」「リスペクトが無いな」「これで燃えたかもな」「本当に無礼だ」と奥野代表の“無礼”を非難するコメントが並んだ。

 メイウェザーは2回終了間際、カウンターからの右フックを朝倉の顔面にヒットさせTKO勝ちを収めている。

(THE ANSWER編集部)