マジで動いていますよ……!

次回は初飛行の予定

 アメリカ・シアトル地区をベースとするスタートアップ企業Eviation社が手掛ける完全電気飛行機「アリス」が2022年9月、高速で滑走路を走行する「高速タクシー」テストを実施しました。同社の公式SNSアカウントによると、次回の試験では、いよいよ初飛行を実施する予定とのことです。


高速タクシーテストを実施した「アリス」(画像:Eviation)。

 Eviation社は「アリス」を「史上初の完全電気飛行機」と称しています。推進装置は、胴体後部に装備された2発の電動プロペラ。このことで二酸化炭素排出をゼロにできるほか、従来のエンジンより騒音を抑えられるとのことです。

 機体の全長は17.4m、全幅19.2m。胴体は翼の生えた魚やクジラのような、独特な形状をしています。旅客機としては9席を設置することができるとのことで、1席あたりの占有面積も、広く確保されているとアピールしています。最大航続距離は815km(440海里)としています。

 なお「アリス」は、旅客機タイプのほか、貨物仕様機、ビジネスジェット仕様機もラインナップされています。貨物機では1200kg(2500ポンド)を搭載でき、ビジネスジェットでは6席を設置できるそう。なお、「アリス」はすでに飛行機などを用いた貨物輸送を手掛ける会社DHL Expressから貨物仕様機の発注を受けており、納入は、2024年を予定しています。

【映像】本当に動いている…異形機「アリス」のタクシーテストの様子(50秒)