アメリカで最も愛される司会者ケリー・リパが、9月27日に回顧録『Live Wire(原題)』を発売予定。彼女の人生についての愉快なエッセイが満載だとはやくも話題に。

そのなかでも注目を集めているのが、おしどり夫婦として知られる夫のマーク・コンスエロとのセックスにまつわる壮絶エピソード。新婚だった頃に起きた、驚きの出来事とは…?

<Haute Living>のインタビューで、結婚1年目だったある日、夫マークとのセックス中に気を失い、緊急救命室で目覚めたというケリー。

「ストレッチャーに乗せられているとき、悪夢を見ていると思いました。意識が戻ったことに気づかなかったんです」

診断の結果、卵巣嚢腫(卵巣にできた腫瘍のうち、良性であたかも風船に水が溜まったような腫瘍)が2組発見され、2つは破裂していたそう。病室で目を覚ますと、夫が朝食を食べているのが目に入ったのだとか。

「目が覚めた瞬間、スクリーンのぼんやりした画像と、ご飯を楽しそうに食べているマークの姿との間を行き来しました。セックスはトラウマになりかねないのに、私は仰向けになって残りの2つの嚢胞がいつ破裂するかと心配していたんです」

卵巣腫瘍には様々な種類があり、それぞれに、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があるとのこと。多くの場合は良性であるものの、腫瘍が破裂したり、茎捻転といって腫瘍がお腹の中でねじれてしまうと突然の強い下腹部痛が出現することも。ケリーの場合は、破裂したあとそのまま気を失ってしまったよう。

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▲ケリーの3人の子どもたち

二人は新婚の時期に起きたこの衝撃的な出来事を乗り越え、現在は3人の子どもを持つ夫婦に。そして子どもたちの独立は、人生のターニングポイントだったとコメント。

「(子どもたちの独立は)私たちの人生の大きなターニングポイントの1つでした。でも実は、『子どもたちが家から出て行った途端に終わってしまうようなカップルになりそうだ』って思っていたんです」
「なぜ一回のケンカでそう思うようになったのかわからないけど、私はドラマチックなタイプ。彼にとっては大したことではないんだけど、私にとっては『じゃあ、離婚弁護士を呼ばなきゃね』というくらい大げさになってしまうんです」

こうした時々の口論が26年間の結婚生活を新鮮に保ち、常にお互いとって最大の理解者であり支援者になったと話すケリー。大きなハプニングも乗り越えた夫婦の絆は、今後もさらに深まるはず。

※この翻訳は、抄訳です。Translation: Yuki OtsukaPrevention