アトレティコ・マドリーはホームで行われたレアル・マドリーとのダービーに1-2で敗れた。

レアルに2点を先行される展開となったアトレティコは、ポゼッションでもシュート数でもコーナーキック数でも相手を上回ったが、1点及ばず。

そうしたなか、両指揮官のコメントが話題になっている。

敗れたディエゴ・シメオネ監督は「負けたという感覚はない。あんなに低く守って、カウンターしてくるチームの強さは驚異的だ。当時批判されたジエゴ・コスタがいた頃の我がチームを思い起こさせる」とコメント。守備的だと批判されたかつてのアトレティコのような戦いをしていたと指摘していたのだ。

一方、カルロ・アンチェロッティ監督は「我々は低いブロックで守備を固めたが、自分たちはそれに慣れている。ジョアン・フェリックスやアントワーヌ・グリーズマンら前線陣の危険性を明らかに排除することができた。シメオネが我々のことを低いブロックで上手く守ったと言ったなら、それは誉め言葉だと思うので彼に感謝するよ。試合前には挨拶もしたし、彼もそれに慣れているさ」と余裕を見せていた。

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なお、これまでは出場が30分以内に限られていたグリーズマンだが、この日は先発フル出場。ただ、シメオネ監督は「(フェリックスとのコンビは)期待したほど機能しなかった」と述べていた。