現地時間9月18日、リーグ・アン第8節が行なわれ、伊東純也を擁するスタッド・ドゥ・ランスと南野拓実が所属するモナコが対戦した。前者が2トップの一角で6試合連続スタメン出場、後者は3試合連続でベンチスタートとなった。

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 前半はモナコがボールを保持し、S・ランスがカウンターを仕掛ける展開となる。

 モナコは21分、フォファナのスルーパスに抜け出したエンボロが決定機を迎えたが、GKディウフに防がれる。こぼれ球にベン・ヤーデルが詰めたが、これも敵守護神GKの好セーブに阻まれた。

 その1分後、S・ランスのロッコがロングボールを蹴った足が、プレスをかけてきたエンボロの左足に直撃。このプレーでロッコにレッドカードを提示され、S・ランスは数的不利の状況を強いられる。

 それでも33分、右サイドでボールを受けた伊東がドリブルで仕掛け、ディフェンス2人を突破。エリア内で倒されるもノーファウルの判定となる。このままスコアボードは動かず前半を終える。
 
 アウェーチームは47分、エリア手前の右からディザジが上げたクロスにファーサイドに飛び込んできたゴロビンが頭で合わせ先制点を挙げる。

 先制を許したS・ランスは61分、右CKから伊東が蹴ったボールをアグバドゥがヘディングシュート。クロスバーに弾かれたボールをバログンが押し込んだが、オフサイドの判定でノーゴールとなる。

 モナコは65分、3試合ぶりに南野を投入。そして87分、日本代表FWに待望の瞬間が訪れる。スルーパスに反応して抜け出すと、冷静にゴール右に流し込み、移籍後初ゴールを挙げる。

 さらに90分には、カウンターから南野のパスを受けたベン・ヤーデルが左足でネットを揺らし、ダメ押し点。モナコが3−0で快勝した。

 伊東はフル出場を果たすも、不発に終わっている。

 次節は代表ウィークを挟み、10月2日に、S・ランスはアウェーでトロワと、モナコはホームでナントと対戦する。