アーティストの上地雄輔(遊助)が9月11日にブログを更新し、旧友との再会について語った。

9月9日、全国ツアー『Are 遊 Ready Go! 2022!!』最終日を中野サンプラザで迎えた上地雄輔。撤収作業に追われるステージ裏で、一人の男性が上地のもとを訪れた。彼は、横浜高校の野球部で、上地とともに汗を流した同級生だった。両手を広げて歓迎した上地を見るなり、彼は号泣したという。

「肩を揺らして、子供みたいに、鼻たらしながら、ううううって 俺達が最後に負けた夏の試合より泣いた。『お前はやっぱり本当にすげぇな。俺、、本当に…生きてて良かった』て」

上地らは、高3の夏、全国高等学校野球選手権大会の予選で敗退し、甲子園行きを逃した。この同級生は、最後の試合で勝ち越し打を放ったほどの実力のある選手だったそうだ。

「俺、テレビでいろんな人と縁があるって言われるけど こんな世の中があまり知らないスターがメチャクチャいるんだ」

そんな旧友について誇らしげにつづる上地は、続いて、同級生の身に起きた出来事についても語った。彼は昨年脳梗塞で倒れたが、奇跡的に一命を取り留めたのだという。

「去年、倒れて入院した時は何も右側が動かなかったのが、昨日握手したら少し力が入ってた。 いつか短い距離でも俺とキャッチボールできるまでリハビリし続ける!て約束までして」

ブログに掲載された旧友からの手紙には、「今日ここに来れた事が夢のようです」と、上地の励ましへの感謝がつづられ、上地は「ゆっくりで良いからまた一緒に成長してこーな」と明るいエールを送った。

何十年にもわたる友情に、ファンからは「色んな場面で元の生活に戻れる方々が増えるよう更にリハビリ職に精進しようと思いました」「不屈の精神の男と男の熱い友情に乾杯!!」といったコメントが寄せられていた。

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