Appleが2022年9月8日(木)2時から開催中の発表イベントで、iPhoneの最新モデルとなる「iPhone 14」と「iPhone 14 Plus」が発表されました。ディスプレイサイズはiPhone 14が6.1インチ、iPhone 14 Plusが6.7インチとなります。

Appleのイベント - Apple（日本）

https://www.apple.com/jp/apple-events/

iPhone 14とiPhone 14 Plus - Apple（日本）

https://www.apple.com/jp/iphone-14/

Apple Event - September 7 - YouTube

続いてiPhoneについて。



2022年の新モデルとなるiPhone 14が登場。見た目に大きな変化はありませんが……



5.4インチモデルのminiが廃止され、6.1インチのiPhone 14と6.7インチのiPhone 14 Plusというラインナップに変わります。



本体カラーは5色



新しくより大きな6.7インチのiPhone 14 Plusが加わります。



新しいロック画面やiCloud共有写真ライブラリなどの人気の高い機能や……



最も負荷の高いゲームをプレイすることも可能。



OLEDテクノロジーを備えた美しいSuper Retina XDRディスプレイを採用。



カラーは左からミッドナイト・スターライト・ブルー・パープル・(PRODUCT)REDの5種類。



バッテリー駆動時間も長く、1日を通して利用可能。



iPhone 13 Pro Maxでのみ提供してきた5コアGPU搭載のA15 BionicがiPhone 14に搭載されます。





5コアGPU搭載のA15 BionicはiPhone 13の4コアGPU搭載A15 Bionicと比べて18％高速。



この他、2つの高性能コアと4つの高効率コアを持つパワフルな6コアCPUと……



機械学習の限界を押し上げる16コアNeural Engineを搭載しています。



「あらゆる価格帯のすべての他社製品よりも高速」とAppleはアピール。



メインカメラはデュアルカメラのまま。



どんなレンジの光でも美しい写真を撮ることが可能。



12メガピクセルのメインカメラはより明るいf/1.5の絞り値とセンサーシフトOISにより明るさの足りない場所で49％の改良をもたらしてくれます。





インカメラであるTrueDepthカメラも明るさのたりない場所での写真や動画撮影を38％改良します。





パワフルなNeural Engineを利用することで並外れた細部を写し、最も精細な質感を保つ事が可能となり、新しい処理により低照度での性能に史上最大の飛躍をもたらします。





これを実現するエンジンをAppleは「Photonic Engine」と呼称しています。



Photonic Engineによりフロントカメラで撮影した低照度写真は最大2倍向上。



メインカメラに至っては最大2.5倍向上。



さらに、動画撮影向けのパワフルなツールも登場。



アクションモードをオンにするだけでジンバルなどの余分な機材なしでも光学式手ブレ補正(OIS)が可能。



さらに、動画はドルビービジョンHDRにも対応。



さらに接続性について。



5Gの勢いはこれまで以上に強まっています。



アメリカで販売されるiPhone 14はeSIMを採用。



これによりiPhoneの紛失時や盗難時に物理的なSIMカードを盗まれる心配がなくなります。



eSIM採用でアメリカで販売されるiPhone 14からはSIMトレイがなくなります。



Apple Watchのように衝突事故検出も可能。



最大256Gまで検出可能です。



Apple WatchとiPhoneが連動してシームレスかつ効率的に助けを呼ぶ手助けをしてくれます。



iPhoneに関するもうひとつの新しい安全サービスについて。



Wi-Fiや検体電話通信サービスがなくても通信が可能となる「衛星経由の緊急SOS」機能です。









モバイルネットワークが圏外でも通信衛星経由で緊急SOSが可能。



衛星経由の緊急SOSを利用する際に、iPhoneを向けるべき方向を示す独自のUIも作成。



さらに、独自のショートテキスト圧縮アルゴリズムを開発することでほんの数回タップするだけで緊急SOSを発信できるようになります。





緊急SOSはAppleが設置する中継センターの高度な訓練を受けた緊急事態の専門家が画期的なハードウェアとソフトウェアとインフラストラクチャーの革新を通して衛星経由で現在地を手動で共有することができます。







この衛星経由の緊急SOSサービスはiPhone 14では2年間無料で提供。



iPhone 14も当然100％再生可能エネルギーを使用して製造されています。



iPhone 14の性能をまとめた画像が以下。



販売価格はiPhone 13と同額で、iPhone 14が799ドルからでiPhone 14 Plusは899ドルから。日本での販売価格はiPhone 14が128GBモデルが税込11万9800円、256GBモデルが税込13万4800円、512GBモデルが税込16万4800円。iPhone 14 Plusは128GBモデルが税込13万4800円、256GBモデルが税込14万9800円、512GBモデルが税込17万9800円です。



iPhone 14およびiPhone 14 Plusの予約は現地時間の9月9日からスタート。



iPhone 14の発売日は9月16日。



iPhone 14 Plusの発売日は10月7日。

外部リンクGIGAZINE（ギガジン）