アサヒ飲料から、カルピス初のトマトフレーバーである「カルピス 完熟トマト」が2022年8月23日に登場しました。トマトジュースで知られるカゴメの完熟トマト原料をブレンドし、甘酸っぱくてもフルーティーな味わいになっているとのこと。トマト味のカルピスとはどんな味なのかがめちゃくちゃ気になったので、実際に飲んでみました。

『カルピス 完熟トマト』 8月23日から期間限定発売 カゴメ社の完熟トマト原料を使用した「カルピス」初のトマトフレーバー|ニュースリリース 2022年|会社情報|アサヒ飲料

https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2022/pick_0810_2.html

「カルピス 完熟トマト」を買ってきました。



「カゴメのトマト使用」とパッケージでアピールされています。



カロリーは1杯分の原液20ml当たり49kcal。飲む時は5倍に希釈します。原材料名には「砂糖」「乳」、そして「トマト濃縮果汁」が並んでいます。



まずは原液を透明なコップに注いでみました。



通常のカルピスの原液は「薄く黄色みがかった白色」という感じですが、この「カルピス 完熟トマト」の原液は、トマトの赤色を薄めたような色です。



水で5倍に薄めて飲んでみました。舌に触れるとカルピス特有の濃厚な甘さがしっかりと感じられますが、同時にトマト独特の香りと酸味もあります。トマトの青臭さはそこまで強くありませんが、トマトが嫌いという人は気になるかも。後味と口の中に残る香りは完全にトマトで、「口当たりはカルピスなのに、香りと後味がトマトジュース」という感じ。トマトの酸味で甘酸っぱさが強くなり、トマトの香りによってよりフルーティーな味わいになっています。



今度は炭酸水で割って飲んでみました。



炭酸の刺激でカルピスの甘さがすっと流され、トマトの風味が少し残ります。酸味よりもうま味が舌に残るイメージで、トマトの香りも鼻を抜けていきます。試飲した編集部員からは「フルーティーなカルピスだなと思うけど、後からトマトというか、野菜っぽい香りが感じられた」という感想がありました。



水で割るよりも濃厚な味わいが楽しめる牛乳割りを、「カルピス 完熟トマト」でも試してみました。



飲んでみると、より濃厚になって乳製品の味わいが強くなって口当たりがまろやかになった分、トマトの酸味がより強調されたように感じ、水で割って飲むよりもトマトの味がはっきりとわかるようになりました。



最後に、パッケージに「カルピス」のトマトジュース割りという飲み方が紹介されていたので……



「カルピス 完熟トマト」のトマトジュース割りはどうなるのだろうと気になったので試してみました。トマトジュースは、「カルピス 完熟トマト」に使われているトマトを用意したカゴメのトマトジュースです。



赤みがかった「カルピス 完熟トマト」の原液を真っ赤なトマトジュースで割っていきます。レシピには原液:トマトジュース=1:5の比率で割るのがオススメとあったので、通常の水で割る5倍希釈よりも薄めになるようです。



飲んでみると、カルピスの風味よりも明らかにトマトの味わいが勝っていますが、カルピスの甘さはしっかり残っています。トマト特有の青臭さはカルピスの風味によって少しマイルドになり、甘さはトマトの風味を支える感じ。試飲した編集部員からは「めちゃくちゃ糖度の高いフルーツトマトを完熟させてジュースにしたらこうなったという感じかも」「トマトの香りもあるしトマトの味も濃厚だけど、かなり甘いのでトマトジュースと言われるとそれもまた違う。甘めの味付けのトマトスムージーといった感じ」という感想が得られました。



「カルピス 完熟トマト」は2022年8月23日(火)から全国のスーパーで、税込497円で購入可能です。期間限定とのことなので、気になる人は早めにチェックするのがよさげ。また、Amazon.co.jpでも取り扱われており、記事作成時点で12本セットを税込3897円で購入できます。

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