【AFP=時事】5年前に香港のホテルから失踪した中国の大富豪で、カナダ国籍を持つ肖建華(Xiao Jianhua)氏について、上海の裁判所は19日、横領と贈収賄の罪で本人に懲役13年、経営企業の明天控股(Tomorrow Holdings)に罰金550億3000万元(約1兆1000億円)を言い渡したと発表した。

 肖氏は中国共産党の上層部と密接な関係にあったとされる。2017年に拉致されたとみられ、先月、カナダ政府が裁判開始を確認するまで消息不明だった。

 裁判所は明天控股に加え、肖氏本人にも650万元(約1億3000万円)の罰金を科した。同氏と同社はいずれも罪を認め、違法取得した資金の回収に協力したという。

 中国外務省は同日、同国は二重国籍を認めていないため、肖氏には他国から領事保護を受ける権利がないと説明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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