【AFP=時事】インド東部ビハール(Bihar)州の警察は18日、ギャングがホテルで「偽交番」を8か月にわたって運営していたと明らかにした。多数の住民から金銭を巻き上げていたとみられる。

 インドで恐れ敬われている兵士や警官になりすます詐欺は日常茶飯事だが、偽警察署の設置は従来よりも一段と手の込んだ手口となる。

「本物」の警官、D・C・スリバスタバ (D.C. Srivastava)氏によると、偽交番は、本物の警察署長の自宅から500メートルしか離れていない場所に設置された。

 ギャング構成員らが扮(ふん)する偽警官は階級章付きの制服を着用し、銃も携帯。相談や通報のために訪れた住民に金銭を要求したり、公営住宅への入居や警察への採用を働き掛ける見返りに金銭を受け取ったりしていた。

 さらに、地方出身者を日給約500ルピー(約850円)で雇い、偽警官として働かせていた。

 しかし、偽警官2人の銃が官給品ではなく地元工場製であることに本物の警官が気付いたことで、詐欺が発覚した。

 スリバスタバ氏は、女2人を含む構成員6人を逮捕したが、リーダーは今もなお逃走中だとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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