現地8月15日に開催されたプレミアリーグの第2節で、リバプールはホームでクリスタル・パレスと対戦。1-1のドローに終わり、開幕節のフルアム戦(2-2)に続き、まさかの2戦連続ドローとなった。

 あまりに痛恨だったのが、今夏にベンフィカから加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスの退場だ。1点ビハインドで迎えた57分、敵DFヨアキム・アンデルセンの挑発に乗り、怒鳴られながら後ろから肩を小突かれるとこれに激昂。振り返って顔面に頭突きを食らわせたのだ。

 被害者となったデンマーク代表DFは、顔を抑えて倒れ込み、ヌニェスにはもちろんレッドカード。先に手を出したアンデルセンにもイエローカードが提示されている。

【画像】「ジダンか!」挑発に乗って顔面に頭突き!リバプールFWヌニェスが犯した衝撃の蛮行
 2006年ワールカップ決勝で元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンが、元イタリア代表DFマルコ・マテラッツィに食らせた頭突きを彷彿させる蛮行には、リバプールのファンを中心に次のような厳しい声があがっている。

「ジダンか!」
「何してんだ、このクソ馬鹿野郎」
「何のためにやったんだ」
「絶対に許されない」
「今日最初のヘッドがこれか」
「失望しかない」
「ポルトガルに送り返せ」
「57分間でやったのは頭突きだけ」
「そんなに強く当たってないだろ」
「トッテナムは髪を引っ張ってもお咎めなしじゃないか」
「挑発したほうはイエローかよ」
「スアレスの血を引いている」
「とにかく酷い」

 退場から4分後にルイス・ディアスのゴールで何とか追いついたものの、数的不利の状況では一気に逆転とはいかなかったリバプール。返す返すもこの愚行は余計だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部