姉のカティア・アヴェイロさんがロナウドは「38歳だけど2mジャンプできる」と反論

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今夏の退団を望み、去就が注目されている。

 古巣のスペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、獲得を望むファンからの要望の声に対して、「またかい? 彼はもう38歳だよ」と否定的な見解を示したが、ロナウドの姉がペレス会長に反論している。英ラジオ局「talkSPORT」が伝えた。

 ロナウドは昨夏、イタリア1部ユベントスからユナイテッドへ電撃復帰。しかし、1シーズンが経過し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得を逃したクラブを離れることを希望している。

 ただ、CL出場権を持つ多くのクラブはロナウド獲得には動かず、このままユナイテッドに残留する可能性が高まっている。そうしたなか、通算438試合で450得点を挙げて、4度のCL優勝と2度のリーグ優勝に導いたレアルのファンが、フロレンティーノ・ペレス会長に、ロナウドの復帰を懇願した動画が話題になった。

 ファンが「ロナウドを獲得してよ」と呼びかけると、ペレス会長は「またかい? 彼はもう38歳だよ」と言って手を挙げて、その場を歩き去っていった。

 昨季もユナイテッドでリーグ戦30試合に出場して18得点を挙げ、クラブ最多得点者となったロナウドだが、来年2月には38歳になる。ペレス会長は、再びロナウド獲得に動く可能性について否定的な素振りをとった。

 これに反論したのが、ロナウドの姉カティア・アヴェイロさんだ。自身のインスタグラムで、「彼(ロナウド)は38歳だけど2メートルの高さまでジャンプし、空中に3分間はとどまれるし、身体もしっかり絞れている。ご自愛ください。あなたは75歳ですから」と皮肉を込めながら、メッセージを綴っている。

 現実的に、38歳のロナウドを獲得するのは、会長としてはリスクを伴うのは間違いないが、ロナウド狂騒曲はどのような結末を迎えるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)