「勤務態度は悪くなかったですし、いたって真面目な人柄でした。ほかの医者とのコミュニケーションもとりわけ問題なく、トラブルなども特にありませんでした」

【写真】趣味はチェロ…容疑者の超エリートなプロフィール、研修医なのに乗り回していたBMWなど

 そう話すのは、容疑者が2年間の研修医として勤務していた東京郊外の総合病院・広報担当。だだし、

「当病院で働き始めたのは、去年の4月1日からで、事件はその前年のことですから。うちとしてはいい迷惑ですよ」

 飛んだとばっちりに、うんざりといった表情を浮かべていたーー。

 8月9日、神奈川県警少年捜査課と磯子署は医師の岩立竜容疑者(34)を児童買春、児童福祉法違反(有害支配)、および児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)などの疑いで逮捕した。容疑者は2020年4月、東京・千代田区内のホテルで、高校3年生の女子生徒(当時17)との「乱交パーティー」に参加していた。

女子高生1人に医師、僧侶などの男性6人

「容疑者はSNSで客を募集しているのを見て2万5000円を払って参加。ほかには会社役員や、僧侶まで6人の参加者がいたようです。主催者を含む8人で共謀して、女子高生が部屋から出られない状態にした上で淫らな行為をさせ、その一部始終をスマホで動画撮影したようです。ほかの7人はすでに逮捕されて、送検されています」(全国紙社会部記者)

 警察の取り調べに、岩立容疑者は、

「18歳未満と知っていたら、参加しなかった」

 と容疑を否認しているが、

「ほかの容疑者はすでに容疑を認めています。女子高生との乱交を売りにした催しだったので、この言い訳は通らないと思いますよ」(同・社会部記者)

 岩立容疑者の自宅は、東京都杉並区の高級住宅街にある一戸建て。近所の住人は、20数年前に引っ越してきたと証言する。

「父親は大手商社の勤務でね。両親と祖母、母親の姉と容疑者の5人暮らしです。父親がイギリスに赴任していたときには一家でそちらに行っていたので、その間はこの戸建ては人に貸していましたよ」

 裕福な家庭に育ち、容疑者も優秀だったという。容疑者の知人は次のように語った。

「彼は東京大学を卒業後、同大学の研究職に就いていました。ところが、そのときに医学の道に目覚めて研究職を辞めて、名古屋大学医学部へ進んだようです。

 志の高い男だと思っていたのですが、残念ながら、その医学部時代にこの事件を起こしてしまった」

 研修医だというのに、高級外車のBMWで通勤していたという。研修医の給料ではとても買えるシロモノではなく、裕福な家庭のなせる技である。

「でもフォローするわけではないんですが、彼はずっと勉強一筋。趣味はチェロ、特技が語学などと英才教育の塊のような人だったので、恋愛も奥手だったのかもしれません。その悪い部分が出てきたのかもしれませんね」(同・知人)

 冒頭の勤務先の総合病院・広報担当は、今後の見通しについてはこう話す。

「病院内の懲罰委員会などを開いて、そこで処分を決めることになります。裁判の進展を見ながらになると思いますが、たぶん懲戒解雇は免れないと思いますね」

 また、これだけ報道で名前が出てしまったによる影響も大きいという。

「おそらく、こんな事件を起こしたのですから、どこも気持ち悪がって、雇わないということになる可能性もあるでしょうね。そうすると、せっかくここまでやってきたことが、すべて水の泡ということになってしまいます」(広報担当)

 容疑者の淫らな欲望が、いままで懸命に追いかけてきた夢を壊し、家族の大きな期待を裏切ることになってしまった……。