マンチェスター・シティがアンデルレヒトのU-21スペイン代表DFセルヒオ・ゴメス(21)の獲得で合意したようだ。イギリス『BBC』が報じた。

シティは、今夏の移籍市場でブライトン&ホーヴ・アルビオンのスペイン代表DFマルク・ククレジャの獲得に動いていたが、移籍金で折り合わず、最終的にはチェルシーに移籍していた。

その中で、新たな候補に上がっていたのがセルヒオ・ゴメス。バルセロナのカンテラで育った逸材で、2018年1月にドルトムントへと完全移籍を果たすと、2019年8月から2年間ウエスカへとレンタル移籍を経験。その後、2021年夏に4年契約で加入したアンデルレヒトでは公式戦49試合7ゴール15アシストという見事な数字を残している。

171cmの左利きDFは、サイドバックを主戦場にサイドハーフやウイングでもプレー可能な攻撃性能が最大の持ち味。ベルギーの地ではバルセロナ仕込みのテクニック、戦術眼を生かした正確なパス、ドリブル突破、プレースキックで多くのチャンスを創出している。

シティは、1100万ポンド(約17億8000万円)の移籍金でアンデルレヒトと合意に至ったとのこと。ただ、ファーストチームに定着できなかった場合は、シティ・フットボール・グループ(CFG)のジローナにレンタル移籍させる考えもあるとされている。

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