プレミアリーグ2のユナイテッド戦に先発、右サイドバックとして45分間プレー

負傷で離脱していたイングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、U-21チームが参加しているプレミアリーグ2のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1/現地時間8月6日)に先発出場し、45分間プレーした。

 そうしたなかで、アーセナルU-21チームを率いるメフメト・アリ監督はトップチームでレギュラー格の冨安を「真のプロフェッショナル」と絶賛した。

 昨シーズン途中から度重なる怪我により戦線離脱が続いている冨安。今季もプレシーズンから欠場が続き、トップチームのテストマッチには出場しておらず、5日に行われたクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦(2-0)もメンバー外だった。

 そんななか、6日に行われたプレミアリーグ2のユナイテッド戦でU-21チームの右サイドバックとして45分間プレー。待望の実戦復帰を果たした。10代の選手も多いなかで、やはりそのプレーや振る舞いは別格だったようだ。地元メディア「フットボール・ロンドン」によれば、U-21チームを率いるアリ監督は冨安を絶賛していたという。

「我々はいつもトップチームの選手から指導を受けている。彼(冨安)は素晴らしかった。昨日のトレーニングでも彼は志願していた。今朝、チームミーティングを開いたが、そこで見せた集中力やアイコンタクト、ボディランゲージはまさに真のプロフェッショナルのそれで、だからこそ今の地位がある。そういう姿を見ることができるのは選手たちにとっても素晴らしいこと。彼のパフォーマンスも我々が要求したことはすべてやってくれた」

 U-21チームでも一切手を抜かずに練習や試合に取り組む冨安の姿勢は周囲にもいい影響を与えていたようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)