[画像] 最終組は渋野日向子とA・ブハイで“リターンマッチ” 「負けたくない」(渋野) 「今度こそ」(ブハイ)

<AIG女子オープン 3日目◇6日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>

2位タイからスタートしたアシュレー・ブハイ(南アフリカ)がこの日のベストスコア「64」で回り、トータル14アンダーで首位を独走する一方で、渋野日向子も2日目の後退からカムバック。6バーディ・1ボギーの「66」をマークしトータル9アンダーの2位タイ。そしてこの二人が最終日の最終組を回ることが決まった。

3年前の本大会。3日目と最終日の合計36ホールをともにした二人が、再び相まみえる。渋野のシンデレラストーリーを間近で見届けたブハイが、今度は渋野の前でウィニングパットを決めることになるのか。

その2019年大会では、渋野が2打リードで最終日に入った。途中まではブハイも追いすがったが、最後は力尽き5位に終わった。最後のバーディパットを沈めて優勝を決めた渋野を見ながら、ブハイは両手を上げて喜び、拍手を送った。そして今度は私の番と言わんばかりに、笑顔で再戦への意気込みを語る。

「もちろん3年前のことは覚えているわ。最終日にまた一緒の組になることになって楽しみ。あのときの2日間は本当に楽しかったけど、今度こそは私が勝ちたい。お互い勝ちたい気持ちは変わらないと思う。でも、まずはヒナコと回れるのがいちばんの楽しみね」

渋野もホールアウト後には「もし回れるとしたらめちゃくちゃうれしいし、負けないように頑張りたい」と再戦をウェルカム。今度は逆転劇で全英2勝目を狙う。イングランドのウォーバーンから舞台を移し、今度はスコットランドのミュアフィールド。全英の女神は果たして誰にほほ笑むのか。

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