久保建英は「日本代表のスター」と紹介

 森保一監督率いる日本代表は、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)でスペイン、ドイツ、コスタリカという難敵たちと対戦する。

 史上初となるベスト8進出の目標を託される精鋭26人の顔ぶれが注目されるなか、英メディア「90min」スペイン語版が有力視される11人を厳選している。

 森保ジャパンは6月シリーズ4試合、国内組だけで挑んだE-1選手権を終え、本大会まで残すは9月の欧州遠征のみとなった。

 今大会は従来の「23人」から3人増加した「26人」が登録メンバーとなるなか、英メディア「90min」スペイン語版は「日本は優勝候補とは呼べないが、クオリティーの高い選手を数多く擁している」と切り出し、メンバー入りが有力視される11人を紹介している。

<GK>
川島永嗣(ストラスブール)

<DF>
山根視来(川崎)
吉田麻也(シャルケ)
谷口彰悟(川崎)
伊藤洋輝(シュツットガルト)

<MF/FW>
遠藤 航(シュツットガルト)
柴崎 岳(レガネス)
久保建英(レアル・ソシエダ)
南野拓実(モナコ)
堂安 律(フライブルク)
伊東純也(スタッド・ランス)

 過去3大会連続でW杯に出場している39歳のGK川島について、記事では「森保監督は完全に信頼している」と言及。また、不動のアンカーとして君臨するMF遠藤は「中盤のフィクスチャ(チームを正確に機能させるツール)の1人」と紹介されている。

 攻撃を牽引してきたMF伊東純也は「スタメンの可能性がある熟練のウインガー」と評価され、南野は「カタールW杯に向けて、フランスで出場時間といいパフォーマンスを追求しなければならない」と、新天地での活躍が重要と目されている。

 そして、最も高い評価を受けているのが今夏にスペイン1部レアル・ソシエダに移籍した久保で、「日本代表のスター。中盤のどこでもプレーでき、リーダーにもなれる。日本中のスポットライトが彼に向けられている」と触れられている。

 果たして、この中から実際にカタールの地へ行けるのは何人となるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)