意外と「Sマーク」が似合う? 謎のスズキ「ランドクルーザー300LX」とは

 トヨタとスズキは2017年に業務提携を締結して以来、両社の技術を持ち寄った協業関係を続けています。
 
 とくに、インド市場ではスズキからのOEM車をトヨタでも販売するなどしていますが、同国のカーデザイナーは新たなOEMモデルを予想し、話題となっています。

これはユーモア溢れてる!? スズキ「ランドクルーザー300」は意外とマッチする?(Photo Thanks:Rithun Radhakrishnan)

 これまでトヨタとスズキはインド市場にて「インドでのスズキ小型モデル(スズキ名 シアズ、エルティガ)をトヨタにOEM供給」、「スズキのインドにおける車両開発の知見も活用したトヨタCセグメントMPVの共同開発およびスズキへのOEM供給」、「2022年からトヨタキルロスカ自動車(TKM)で小型SUV(スズキ名 ビターラブレッツァ)を生産」といった協業をおこなってきました。

【画像】これがスズキ版「ランクル300」意外とマッチするじゃん! 違和感ないデザインを画像で見る!(71枚)

 とくに最近ではスズキ「バレーノ」のOEMとしてトヨタ「グランザ」、スズキ「ヴィターラ・ブレッツァ」のOEM「アーバンクルーザー」といった販売展開をおこなっています。

 そうした背景もあり、インドでカーデザイナーをしているRithun Radhakrishnanは、次なる両社の協業としてトヨタ「ランドクルーザー300」のOEM「ランドクルーザー300LX」なるモデルを予想しました。

 Rithun Radhakrishnanはこのモデルについて「トヨタ・グランザとアーバン・クルーザーの発売後、マルチ・スズキはプレミアムで予算に合ったSUV、マルチ・スズキ・ランドクルーザー300LXを発売します(笑)」とユーモアのこもったコメントをしています。

 投稿されたそのビジュアルは、一見トヨタのランドクルーザー300のように見えますが、フロントグリルにはトヨタマークではなくスズキの「S」マークを配置。

 さらに「コストを抑えた」というように、L字のLEDが特徴的なヘッドライトからブラックベゼルに覆われたものに変更されました。

 さらにメッキグリルを廃止しているほか、フロントバンパーやフェンダーモールも樹脂化。

 そして、足元には廉価仕様の定番ともいえるスチールホイールを装着するなど、インドの未舗装でも気にせず走れる仕様です。

 この投稿に対しては「ロゴがよく似合ってます」「これは面白い」「マルチ・スズキ・グランドクルーザーと命名しよう」「1.5リッターエンジンを積んでいそう」とユーザーも面白がっているようです。