24日にE-1選手権の中国戦を戦う日本代表には26人中6人の広島勢が選ばれている。

森保一監督が元々広島の監督を務めていたこともあり、広島の選手をよく知っているのと同時に広島の選手も森保監督のサッカーを理解しているはず。そう考えると、ワールドカップメンバーの選考も兼ねるこの大会で、広島の選手は有利なのではないか。

広島の佐々木翔は「そこに関しては特に何も思わない」と言う。

「森保監督は今、代表の監督として全Jリーグのチームを見ているので、『広島だから』というのはないと思います。僕たちは今、しっかり結果を出しているからこそ、ここにチームの6人招集していただいていると思っているので、関係ないと思います」

同じく広島の荒木隼人は気持ちを飲み込んだように語った。

「そういった意見は人それぞれあると思うので、自分たちがピッチ上でしっかり示していけば、自分たちに対するマイナスの声がなくなると思います。チャンスがあればしっかり証明したいと思います」

19日の香港戦では、今回の代表に最多の7人を送り込んでいる横浜FMから5人が先発で起用され、チームの核となった。24日の中国戦では広島の選手が中心になることが予想されている。その戦いぶりが憶測を吹き飛ばすことになるか。




7月19日(火) 6 - 0 香港戦
7月24日(日) 19:20 中国戦
7月27日(水) 19:20 韓国戦


【文:森雅史/日本蹴球合同会社】