レアル・マドリーのカンテラ(下部組織)に所属するMF中井卓大が、衝撃の事実を明かした。

 7月13日に放送されたテレビ朝日の「報道ステーション」で公開された元日本代表DF内田篤人氏との対談の中で、今年4月に中井が決めたFKについて話が及んだ。ベティスとのコパ・デル・レイ(国王杯)フベニールの準決勝で、途中出場を果たした18歳は、後半アディショナルタイムに直接FKを叩き込み、5-0の大勝を締めくくったのだ。

 当時、トップチームの主将だったマルセロ(今夏に退団が決定)が“バンザイ”の絵文字で反応し、日本でも話題となった正確無比のFKについて、中井は「(試合では)人生で初めてフリーキックを蹴りました」とコメント。内田氏を笑わせた。

【動画】「人生で初めて蹴った」のがこの精度!マルセロも称えた中井卓大の25メートルFK弾
「チームで誰が蹴るか3人決まっていて、ファウルされたのが僕だったので、監督に『蹴らせてください』って手を挙げて。そんな感じで言うタイプじゃないんですけど、めっちゃゴールを決められそうな自信があって」

 内田氏から「いいコース飛んでいるし、これはちょっと落とすイメージで?」と問われると、「そうですね。嬉しかったですね」と返している。

 初めて蹴ったFKをいとも簡単に決めてしまうとは、やはりこの逸材はただ者ではない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部