ヨーロッパでも6気筒ディーゼルエンジンを発表
欧州のマツダは2022年7月5日に、3.3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン『e-Skyactiv D』を搭載するCX-60を、2023年1月に発売すると発表しました。
日本でもすでに予約受注が開始されているe-Skyactiv Dを搭載するCX-60は、48Vのマイルドハイブリッドシステム『M HYBRID BOOST』を採用し、高出力と優れた燃費性能を両立。
欧州仕様では、2輪駆動で200PS、450Nm、4輪駆動で254PS、550Nmを発揮しながら、100kmあたりの燃料消費量は2輪駆動で4.9L(20.4km/L相当)、4輪駆動で5.3L(18.9km/L相当)としています。
また、この発表にあわせて、今後登場する新型モデルについてもその発売時期が明かされました。
新型3列シートSUV『CX-80』も来年後半に
今回のCX-60に関する発表で明らかとなったのは、『CX-80』の発売時期です。
CX-80は、CX-60から採用されるプラットフォーム『ラージアーキテクチャ』による3列シートSUVで、欧州や日本などに導入されることが2021年10月に発表されました。
CX-60のロングホイールベースモデルという立ち位置になり、マツダのラインアップにおけるフラッグシップモデルとなることが予想されるモデルです。
そのCX-80の欧州での発売時期は、2023年後半であることが今回明かされました。
ロータリーエンジン搭載の『MX-30 R-EV』が来年発売、日本は年内?
また、ドイツではこのほかMX-30に関する情報も発表されました。
発電用ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッドのMX-30を来年2023年に発売するとアナウンス。このロータリーエンジンプラグインハイブリッドを採用する車名については「MX-30 R-EV」となる可能性が高いです。
昨年2021年8月に、ロータリーエンジンに関連すると思われる商標も明らかとなり、外観からも違いを確認できることが予想されます。
なお、日本で販売されているMX-30 EVは、現在マツダ公式サイトにて現行モデルの注文受付を終了したことが記載されました。
ロータリーエンジンプラグインハイブリッドのMX-30 R-EVは欧州では2023年ですが、日本ではそれよりも早い時期になる可能性が高いでしょう。
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