久保建英に新たな移籍先が浮上した。

 レアル・マドリーが保有する久保にレアル・ソシエダからオファーが届いているのは、周知の通りだ。完全移籍での獲得に動いているソシエダに対し、手放したくないマドリーはレンタルでの譲渡を望み、まだ交渉がまとまっていない。

 そんななか、元ブラジル代表のスーパースター、ロナウドが会長を務める昇格組のバジャドリーが、“日本の至宝”に関心を示しているという。スペインのメディア『Eldesmarque』は7月2日、「ロナウドはクボの契約で(マドリーの)フロレンティーノ・ペレス会長を驚かせる」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

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「『Diario de Valladolid』によると、バリャドリーはレアル・マドリーにクボについて尋ねた。彼らがこのMFに興味を持つのは初めてではない。過去3年間、彼に関心を持っていたが、最終的には他のチームに貸し出すことになった」

 記事は他にもオサスナ、古巣のマジョルカ、ベティスなどが関心を持っていることを伝えたうえで、ソシエダが「欧州カップ戦に出場する」というマドリー側の要件を満たしているため、「サプライズがない限り、この日本人を(完全移籍で)所有したいと思っているソシエダに行くだろう」と伝えている。

 同メディアの見立て通り、ソシエダの移籍で落ち着くのか。今後の動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部