先制の18号ソロを放つも、ローレンゼンが8失点炎上

■アストロズ 8ー1 エンゼルス(日本時間2日・ヒューストン)

 1日(日本時間2日)に行われた敵地でのアストロズ戦で2試合ぶりの18号ソロを放ったエンゼルスの大谷翔平投手。2試合ぶりの一発で幸先良く先制点をもたらしたものの、先発のローレンゼンが3回8失点と炎上し、チームは逆転負けを喫した。貴重なアーチを放ちつつも報われない試合展開にファンも「気の毒に思う」と同情していた。

 初回2死で打席に入った大谷はアストロズ先発のハビアーのスライダーを捉えて右翼スタンド2階席まで特大の先制弾を運んだ。だが、先発のローレンゼンが2回にソロ2本を浴びて逆転を許すと、3回には大量6失点。打線も7回までに放った安打は大谷のソロ1本のみ。ハビアーらアストロズ投手陣に16三振を喫して完敗した。

 シーズン序盤は本塁打を打った試合は9連勝を飾るなど、好調なチーム状態もあって“不敗神話”を続けていた大谷。だが、直近で本塁打を放った試合は4連敗中と白星に結びついていない。トラウト、大谷とMLBでも屈指の強打者を擁しながら、例年と同じく低迷の一途を辿るチーム状況に、ファンの嘆きも止まらない。

 この日の大谷の18号弾を紹介したエンゼルスの公式インスグラムにも悲哀に満ちたファンのコメントが殺到。「だけど彼らは負けている」「けどいつも通り…… 投手陣が台無しにしている」「もはやエキサイティングでもない」「オオタニとトラウトのことが気の毒に思う」との声があがっていた。(Full-Count編集部)