みりん風調味料と聞くと、何をイメージするでしょうか? 煮物にしか使ったことがない……「みりん」よりも安い……。それだけのイメージだとしたら、もったいない! 実はみりん風調味料はデザート作りにも万能な調味料なんです。なんと「かき氷のシロップ」を作ることもできるということで、今回はみりんとみりん風調味料の違い、そしてみりん風調味料を活用したデザートレシピをご紹介します。
○本みりんとみりん風調味料って何が違うの?
そもそも、本みりんとみりん風調味料の違い……ご存じでしょうか?
「本みりん」
原料: もち米、米こうじ、焼酎(醸造アルコール)、糖類など
アルコール度数: 約14%
特徴: 上品な甘さやうまみ・芳醇な香りがあり、味の浸透が良くなる
料理への効果: てり・ツヤをつける、煮崩れ防止、生臭みを消す
「みりん風調味料」
原料: 水あめ、米・米こうじの醸造調味料、醸造酢、酸味料
アルコール度数: 1%以下
特徴: 水あめの甘さによるてり、ツヤ効果
料理への効果: アルコール度数が1%以下のため煮切らずそのまま利用できる、サラダなどの過熱しない料理にも適している
大きな違いは「アルコール度数を含むかどうか」。「本みりん」は焼酎又は醸造アルコールが原料に含まれるためアルコール度数を含み、煮物などしっかりと加熱する料理に使用されます。その代わり、アルコール効果で生臭さを消してくれたり、芳醇な香りがあったりします。
「みりん風調味料」はアルコールを含まないため、生のまま使用しても子どもでも安心です。また、このあとご紹介するようなデザートにも使用できるメリットがあります。
そしてもうひとつの違いは、「甘さの由来」です。「本みりん」はもち米、米こうじを糖化・熟成させることで甘味が発生しますが、「みりん風調味料」はその甘さを水あめによって再現しています。
○デザート作りに万能! みりん風調味料活用レシピ
今回は、「日の出みりん」などを製造するキング醸造さんに教えてもらった「みりん風調味料を活用したレシピ」を紹介します。実はみりん風調味料は1本あるだけでさまざまなデザート作りに活躍してくれる調味料なのです。
○冷凍フルーツでかき氷シロップ
かき氷には欠かせない「かき氷シロップ」ですが、市販のものを購入すると容量が多く、夏の間に使い切れず余ってしまったり、「もっといろいろな味を試したいのに」とモヤモヤしたりするもの。みりん風調味料があれば、好きな味で必要な量だけ作ることができるって知っていましたか?
材料
みりん風調味料 1カップ/お好みのフルーツ(市販の冷凍フルーツでも) 適量
作り方
(1)みりん風調味料にお好みのフルーツを入れ、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
(2)フルーツをつぶすようにして混ぜ合わせます。
(3)冷やして、かき氷にかけたら完成!
好きなフルーツで好きな量だけ作ることができるのでとても便利です。しっかり甘みがあるのですが、市販のシロップよりもフルーツ感があっておいしい。さらに甘さがほしい場合には練乳などを足してみてもよさそうです。
なぜみりん風調味料からかき氷シロップができるのでしょうか?
みりん風調味料には水あめが入っているので十分な甘さがあり、フルーツと合わせることでシロップになるのです。アルコールが入っていない「みりん風調味料」の特徴を最大限活用したレシピですね。子どもでも安心して食べることができます。
○レモン果汁でシャーベット
みりんとレモン果汁さえあればシャーベットも作れてしまいます。デザートを何も買っていないけれど食後にお口直しがしたい! という場合にも数時間で完成するのでおすすめですよ。
材料
みりん風調味料 1/4カップ/水 1/2カップ/レモン果汁 1/4カップ
作り方
(1)耐熱容器にみりん風調味料を入れてふんわりラップをして電子レンジ(600W)で30秒加熱する。
(2)1に水とレモン汁を合わせて混ぜ、冷凍庫に入れて冷やす。固まりはじめたら途中で2〜3回混ぜる。
(3)完成! みりんとレモン果汁だけとは思えないほど、シャーベットとしてのクオリティが高い! みりんの甘さや味わい深さにレモンのさっぱり感が合わさっておいしく仕上がるんですね。
○缶詰フルーツでフルーツポンチ
缶詰のフルーツを、漬け込むだけでさらにおいしくフルーツポンチへと変身させてくれるみりん。しっかり冷やすのがポイントです。
材料
みりん風調味料 1カップ/好きな果物
作り方
(1)保存容器に缶詰フルーツを入れ、みりん風調味料で浸す
(2)冷蔵庫で一晩冷やす
(3)完成です! みりんの甘さがフルーツの味を引き出してくれる。夏にぴったりの爽やかなデザートに大変身です。
煮物だけではない、みりん風調味料の新しい活用方法をご紹介しました。この夏はみりん風調味料を活用して充実したおやつ＆デザートタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
○本みりんとみりん風調味料って何が違うの?
そもそも、本みりんとみりん風調味料の違い……ご存じでしょうか?
「本みりん」
原料: もち米、米こうじ、焼酎(醸造アルコール)、糖類など
アルコール度数: 約14%
特徴: 上品な甘さやうまみ・芳醇な香りがあり、味の浸透が良くなる
料理への効果: てり・ツヤをつける、煮崩れ防止、生臭みを消す
「みりん風調味料」
原料: 水あめ、米・米こうじの醸造調味料、醸造酢、酸味料
アルコール度数: 1%以下
特徴: 水あめの甘さによるてり、ツヤ効果
料理への効果: アルコール度数が1%以下のため煮切らずそのまま利用できる、サラダなどの過熱しない料理にも適している
大きな違いは「アルコール度数を含むかどうか」。「本みりん」は焼酎又は醸造アルコールが原料に含まれるためアルコール度数を含み、煮物などしっかりと加熱する料理に使用されます。その代わり、アルコール効果で生臭さを消してくれたり、芳醇な香りがあったりします。
「みりん風調味料」はアルコールを含まないため、生のまま使用しても子どもでも安心です。また、このあとご紹介するようなデザートにも使用できるメリットがあります。
そしてもうひとつの違いは、「甘さの由来」です。「本みりん」はもち米、米こうじを糖化・熟成させることで甘味が発生しますが、「みりん風調味料」はその甘さを水あめによって再現しています。
○デザート作りに万能! みりん風調味料活用レシピ
今回は、「日の出みりん」などを製造するキング醸造さんに教えてもらった「みりん風調味料を活用したレシピ」を紹介します。実はみりん風調味料は1本あるだけでさまざまなデザート作りに活躍してくれる調味料なのです。
○冷凍フルーツでかき氷シロップ
かき氷には欠かせない「かき氷シロップ」ですが、市販のものを購入すると容量が多く、夏の間に使い切れず余ってしまったり、「もっといろいろな味を試したいのに」とモヤモヤしたりするもの。みりん風調味料があれば、好きな味で必要な量だけ作ることができるって知っていましたか?
材料
みりん風調味料 1カップ/お好みのフルーツ(市販の冷凍フルーツでも) 適量
作り方
(1)みりん風調味料にお好みのフルーツを入れ、電子レンジ(600W)で3分加熱します。
(2)フルーツをつぶすようにして混ぜ合わせます。
(3)冷やして、かき氷にかけたら完成!
好きなフルーツで好きな量だけ作ることができるのでとても便利です。しっかり甘みがあるのですが、市販のシロップよりもフルーツ感があっておいしい。さらに甘さがほしい場合には練乳などを足してみてもよさそうです。
なぜみりん風調味料からかき氷シロップができるのでしょうか?
みりん風調味料には水あめが入っているので十分な甘さがあり、フルーツと合わせることでシロップになるのです。アルコールが入っていない「みりん風調味料」の特徴を最大限活用したレシピですね。子どもでも安心して食べることができます。
○レモン果汁でシャーベット
みりんとレモン果汁さえあればシャーベットも作れてしまいます。デザートを何も買っていないけれど食後にお口直しがしたい! という場合にも数時間で完成するのでおすすめですよ。
材料
みりん風調味料 1/4カップ/水 1/2カップ/レモン果汁 1/4カップ
作り方
(1)耐熱容器にみりん風調味料を入れてふんわりラップをして電子レンジ(600W)で30秒加熱する。
(2)1に水とレモン汁を合わせて混ぜ、冷凍庫に入れて冷やす。固まりはじめたら途中で2〜3回混ぜる。
(3)完成! みりんとレモン果汁だけとは思えないほど、シャーベットとしてのクオリティが高い! みりんの甘さや味わい深さにレモンのさっぱり感が合わさっておいしく仕上がるんですね。
○缶詰フルーツでフルーツポンチ
缶詰のフルーツを、漬け込むだけでさらにおいしくフルーツポンチへと変身させてくれるみりん。しっかり冷やすのがポイントです。
材料
みりん風調味料 1カップ/好きな果物
作り方
(1)保存容器に缶詰フルーツを入れ、みりん風調味料で浸す
(2)冷蔵庫で一晩冷やす
(3)完成です! みりんの甘さがフルーツの味を引き出してくれる。夏にぴったりの爽やかなデザートに大変身です。
煮物だけではない、みりん風調味料の新しい活用方法をご紹介しました。この夏はみりん風調味料を活用して充実したおやつ＆デザートタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?
外部リンクマイナビニュース