オープンワークは6月29日、「周囲にすすめたい転職先企業ランキング」を発表した。同ランキングは、2017年以降、就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」に投稿をした中途入社者による回答に限定して集計したもの。

転職者に限定し、自社への入社をすすめられるかどうかを集計した今回のランキングで第1位となったのは、Facebook Japanだった。OpenWorkに投稿されたFacebook Japanに転職した社員のクチコミを見ると、入社理由として誰もが知るグローバル企業で挑戦したかったという声とともに、自分で仕事を見つけ取り組む「自走力」を求められる組織風土であることがうかがえるという。

「バランスは日本中を見ても Google と Facebook 以上にワークライフバランスが調整しやすい環境はないと思う。皆仕事をしっかりする人が多く、普通に残業なしで17時ぐらいに帰宅する人も多く、それぞれに任せており、すごい自由。ただ、優秀な人たちの集まりなので、上記で成り立っているところがすごい」(Marketing Consultant、男性、Facebook Japan)

第2位以降は、上から、グーグル、リツアンSTC、ケンプリッジ・テクノロジー・パートナーズ、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ヴイエムウェア、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド、オートデスク、ライズ・コンサルティング・グループが続いている。

オープンワークは、トップ30にランクインした企業の転職者の声について、公正な評価制度、希望する勤務地、ワークライフバランス、フルリモート制度の有無といった希望条件や年収アップを入社理由として挙げる傾向があると分析している。

また、自身が求める働き方や職場環境・年収等の希望条件が叶えられた転職の場合、おすすめできると評価しているほか、知人などからの紹介や社員クチコミで自身の希望条件と照らし合わせている様子もうかがえるという。

周囲にすすめたい転職先企業ランキング 資料:オープンワーク