スーパーヒーローの概念を根底から覆し、世界中で旋風を巻き起こしているAmazon製作のドラマシリーズ『ザ・ボーイズ』。間もなく配信となるシーズン3の第6話は、“史上最高にヤバい”との触れ込みで話題となっているエピソードで、クリエイターのエリック・クリプキが視聴者に向けて事前に警告している。

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『ザ・ボーイズ』は、巨大企業ヴォート社が生み出した自己中かつ自堕落なクズ集団、スーパーヒーローチーム“セブン”と、自警団“ザ・ボーイズ”の攻防戦がグロ&エロ満載で描かれるシリーズ。

問題のエピソードは、“ヒーロー”と”オーガズム”を掛け合わせた「Herogasm(原題)」と題され、ヴォート社の主催で毎年行われる祭典「ヒーロガズム」が舞台に。そのイベントは、「ヒーローたちによる、ヒーローたちのための乱交パーティー」と謳われ、コンセプトからして型破り。『ザ・ボーイズ』の公式Twitterでも、第6話について警告を促すティザー映像が投稿されている。

その映像の半分は警告文で占められ、「このエピソードはヒーローたちの大規模な乱交、空中での挿入、ディルド(人工ペニス)を用いた永遠にダメージが残る行為、超強力な潤滑剤、氷の巨根、罵り言葉などの描写があります。いかなる視聴者にも適していません」と綴られている。

ファンの不安と期待を搔き立てるようなエピソードについてクリプキは、「おそらく誰もが目にする中で、メインストリームのTV番組において最も際どい時間になるでしょう。これよりも際どいものを観るには、実際にポルノを観なくてはいけないと思います」とコメント。

さらにクリプキは、第6話で監督を務めたネルソン・クラッグにシーンの計画を見せられたとき、放送規定に違反して、撮影できないのではないかと心配したのだという。しかし規定を調べると、意外や意外、製作チームが撮影したいシーンや映像はすべて規範内に収まっていたとのことで、クリプキでさえ、このエピソードが実現したことに驚いたとも述べている。

また、「Herogasm」のエピソードは性的描写だけでなく、驚くほど多くの感情的なペーソスに包まれていることも強調。「このエピソードはスーパーヒーローの大乱交だけでなく、さまざまな理由により非常に大きなエピソードになっています。単なるセックス満載のエピソードにはしたくなかったので、大きな展開と重大な発見を用意したかったのです」

シリーズのクリエイター自らが警告を発した激ヤバなエピソード「Herogasm」は、本日6月24日(金)Amazon Prime Videoにて配信開始。(海外ドラマNAVI)