夏が近づきつつありますね。「今年こそ水着で海に行きたい!」「薄着で街中を歩きたい」と思っている方もいるのではないでしょうか?

また、せっかくトレーニングを行うなら、効率の良いトレーニングで体を引き締めたいですよね? 引き締まった体に見せるためには、いくつかポイントとなる筋肉があるのです。

今回は、今からでも間に合う“脱げる体作り”のための宅トレをご紹介していきます。

上半身は背中の筋肉で男性は逆三角形、女性はメリハリボディを!

引き締まった体を作る為に、上半身の筋肉で優先するべきは“背中の筋肉”です。背中の筋肉(広背筋という筋肉)をトレーニングするとメリットが沢山! 男性の場合、逆三角形の体に近づきやすく、女性の場合、背中が綺麗になると共にウエストのくびれが強調やすくなります。そのため、体を引き締めたい方にとっては必須種目と言えるでしょう。

一方で、ダンベルやバーベルといったトレーニング器具が自宅になく、ジムに行かずにトレーニングを行う場合、背中の筋肉を鍛えることは難しいという意見もあります。

例えば、公園の鉄棒で広い手幅で懸垂を行うなども背中のトレーニングになりますが、自宅で背中のトレーニングを行う場合は、“バックエクステンションW”をおすすめします!

宅トレで背中を鍛えるなら「バックエクステンションW」

画像:WEBGYM

POINT

床にうつ伏せになり両手をバンザイします。バンザイした状態から、脇を絞めるように肘をウエストに近づけてください。この時、両腕がWの時になるようなイメージで行いましょう。脇の下や、肩甲骨の内側に効いている意識を持つと◎。

下半身はお尻の筋肉で男性は力強い下半身、女性はヒップアップを!

昨今、ボディメイクで注目されているお尻のトレーニング。ヒップを鍛えることで、男性は見た目も力強い下半身に近づきますし、女性はくびれや美脚へとつながります。また、お尻は体の中でも非常に大きな筋肉です。お尻をトレーニングすることで代謝が上がり、痩せやすい体づくりにも寄与します。

ぜひ、引き締まったお尻で夏を迎えたいですね!

そんなお尻のトレーニングの中から紹介する宅トレは、“ルーマニアンデッドリフト”です!

宅トレでお尻を鍛えるなら「ルーマニアンデッドリフト」

画像:WEBGYM

POINT

足を前後に広げたら、前足に体重をかけ背筋を伸ばします。この時、後ろ足にはバランスを取るくらいの体重をかけておきましょう。姿勢を正しながら、状態を前に倒して戻すトレーニングを行っていきます。前に倒れる時に、お尻や腿の後ろが伸ばされていくイメージ。戻す時に、お尻を使って戻します。

引き締まったお腹で周りに差をつけよう!

ガリガリボディの方の特徴はお腹がかっこいいか、薄いか、お腹だけ出ているかのどれかになります。つまり、「お腹さえ引き締まればかっこいい体になる」と言ってもいいのではないかと思います。

お腹の筋肉を効率的に鍛えるためには、“ストレートレッグレイズ”がおすすめです!

宅トレでお腹を鍛えるなら「ストレートレッグレイズ」

画像:WEBGYM

POINT

仰向けに寝転がり、手はお尻の横に置きます。両足を上げたら、片方の足を前に伸ばし片方の足を胸に寄せてください。交互に入れ替え繰り返していきましょう。腰を反らないようお腹に力を入れながら行っていきます。下腹部を意識して動けるといいですね。

いかがでしたか? ガリガリボディの方でも、ポイントを押さえたトレーニングを行えばまだまだ夏に間に合います! 今年こそは自信を持って脱げる体を手に入れましょう。

【画像・参考】
※腰のまわりのたるみに「バックエクステンションW」「ストレートシングルレッグレイズ」、女性向けヒップアップⅡ「ルーマニアンデッドリフト」/WEBGYM
※MBLifestyle/Shutterstock