【第1話】から読む。
前回からの続き。3年前の話です。私・アヤカは3歳の息子を育てるシングルマザーです。最近付き合いはじめた彼は同じバツイチ。私はシュウイチが前妻との子どもたちと会うのが嫌でたまりませんでした。しかし母からは「彼の実子のことも受け入れなさい」とアドバイスされたのです。
前妻との子どもたちが泊まりにくる日、シュウイチは一緒にテーマパークへ遊びにいくことにしたそうです。私は勇気を出し、シュウイチとのデートの途中でこう切り出しました。
とたんにシュウイチは眉をひそめ、少し迷惑そうな顔をします。「それはちょっと遠慮してもらえないかな、子どもたちとは久しぶりに会うから」とやんわり断られましたが、私はどうしても行きたいと伝えました。
ずっとグルグルと悩み続けていたけれど、もう胸の内に抱えておけませんでした。思わず本音が口からこぼれ出てしまいます。
話し合いを続けましたが、シュウイチは結局「私とヒナトには来てほしくない」という主張を変えることはありませんでした。その後、私は「シュウイチ、今ごろ子どもたちとテーマパークにいるのかな……」などと悶々としながら過ごすことになったのです。どうしたら私の気持ちをシュウイチに理解してもらえるのか、悩み続ける日々です。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子外部リンクママスタ☆セレクト