◆ 守備から攻撃へ…古巣相手に大活躍

 楽天の西川遥輝選手(29)が8日、今季初の古巣・日本ハムとの対戦で攻守に躍動した。

 「1番・左飛」で先発出場した西川は、1点リードの3回裏、一死二・三塁のピンチで野村佑希の左飛を捕球すると、失点に直結する本塁ではなく三塁へ送球。タッチアップを狙っていた二塁走者・上野響平を三塁ベース手前でタッチアウトに仕留めた。

 このタッチアウトが三塁走者の生還より早かったため、日本ハムの得点は認められず、併殺で攻撃終了。開幕2連勝を目指す早川隆久を助けるビッグプレーとなった。

 さらに、西川は直後の4回一死二・三塁のチャンスで、相手先発の伊藤大海から右前へ2点適時打を放ち、貴重な追加点を叩き出した。

 その後もかつての同僚のフォームを盗み今季4つ目の盗塁を決めるなど、慣れ親しんだ古巣・札幌ドームで持ち味を存分に発揮。攻撃終了後にはベンチからの祝福に満面の笑みで応えた。

 移籍後初の札幌ドームで躍動する西川は「北海道のファンの皆さんの前でプレーしている姿を見せられてよかったです。応援は力になりますね」と笑顔でタイムリーを振り返った。

【動画】同点…かと思ったら一瞬で併殺!西川が好判断で失点阻止

/#西川遥輝 の好返球✨


二塁ランナーの三塁タッチアップを西川が刺した

⚾#プロ野球(2022/4/8)
🆚日本ハム×楽天
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