3月24日に行なわれたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9戦で、日本はオーストラリア代表と対戦。途中投入の三笘薫が89分、94分と立て続けにネットを揺らして2‐0で勝利し、7大会連続の出場を決めた。

 1勝2敗からの破竹の6連勝で一気にカタール行きの切符を掴んだ森保ジャパンに驚嘆したのが、中国のポータルサイト『捜狐』だ。「なぜ日本はこれほどに強いのか」と題した記事を掲載し、アジアのサッカー大国となった理由を綴っている。

「日本代表は7大会連続でワールドカップに出場している。彼らが長い間強い競争力を維持できる理由は、強力なユースシステムと大学サッカーだ」と伝えた同メディアは、「さらに重要なのは、ヨーロッパでの日本人選手の振る舞いだ」としてこう続けている。

「たとえ2部リーグやオーストリアのような低いレベルのリーグでも、彼らは腕試しをしてスキルを磨くことをいとわない。成功率は高くないが、ヨーロッパでプレーする100人の選手のうち10人はブレイクするだろう。 そうすれば、日本代表に10人の新鮮な血液を送ることができる」

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 記事はさらに、自国の代表について「アジアのチームとして、中国選手の体格は日本よりも悪くはない。大学サッカーの基盤はないが、外国のクラブに行ってトレーニングすることはできる」と指摘。「日本代表が強い理由はもはや秘密ではない。学ぶ価値がある」として、こう締めくくっている。

「中国も、多くの選手が成長のために外で出ることを望む。そして将来的には、中国が日本と同じように活躍し、安定してW杯に出場できることを願っている」

 同メディアは、日本を手本にし、もっと国外で腕を磨くべきだと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部