メガネは本来医療器具ですが、装着するなら自分の雰囲気や顔にマッチしたものを選びたいもの。とはいえそれがけっこう難しく、気を抜くと真面目系やオタク系の雰囲気を一気に強調する危険なアイテムともいえます。その一方でメガネ屋さんのスタッフはほぼ全員メガネをかけているケースが多いですが、皆さんしっかりと自分に似合うアイテムを身に着けているような気がしませんか?できれば自分のメガネについてもアドバイスが欲しい!そんな人は案外多いようです。

誰もオススメしてくれない!?メガネは8割以上が「自分で選ぶ」

メガネショップ「アイメガネ」を展開するアイジャパン株式会社では全国のメガネユーザー男女650名を対象に、「メガネ選びに関する実態調査」を実施しています。こちらによると、「メガネ選びで失敗したことがある」と回答した人は全体の56.0%。半数以上が失敗の経験があることが判明しました。

ではそもそもそのメガネは、誰が選んでいるのでしょうか?同調査がアンケートを実施したところ、結果は以下となりました。

似合うメガネが選べるかどうかは、ほぼ自分次第に。

「自身で選んだ」と回答した人は85.2%と圧倒的大差に。それに続くのは「パートナー(夫婦)が選んだ」「家族が選んだ」となっていますが、メガネのプロである「メガネショップのスタッフが選んだ」と回答した人はわずかに2.6%しかいませんでした。メガネ選びはほぼ、自分のセンスにすべてゆだねられている状態なのです。

メガネ選びのアドバイスを必要としている人は72%もいる

ではメガネユーザーはメガネショップのスタッフによるメガネ選びのアドバイスやオススメを必要としていないのでしょうか?同調査では「あなたはメガネを選ぶ際、アドバイスを必要としていますか?」と質問したところ、結果は次の通りとなりました。

メガネ選びの適格なアドバイスはニーズが高いのです。

「必要としている」「どちらかというと必要としている」と回答した人の合計は72.0%に。7割以上の人が必要としている結果となっています。にもかかわらず、メガネショップのスタッフによるアドバイスやオススメを購入する人は、なぜこんなに少ないのでしょうか?

おそらく多くのメガネショップではスタッフの方に「私の顔にオススメなメガネはどれでしょうか?」などとアドバイスを求めれば、親切に対応してくれるはずです。しかしこの調査結果をみると、そういったことができる人は少ない。そう考えると「メガネ選びにお困りですか?」と声をかけてくれるスタッフがもう少しいてもいいはずですが、日本の大手メガネチェーン店では、あまりそういった雰囲気がないようにも感じます。

メガネをうまくおしゃれアイテムにできる人に憧れます。

とはいえ現在はコロナ禍で対面接客を敬遠する人が少ない事情もあるのかもしれません。もう少し感染者が落ち着いたら、積極的にメガネ選びのアドバイスをしてくれる雰囲気のあるお店もっと増えてほしいものです。

【調査概要】
調査主体 アイメガネ(https://ai-imagefit.com/)
調査対象 18歳から69歳、全国の男女、メガネを掛けている方
有効回答数 650名
調査期間 2022年1月21日〜2022年1月25日
調査方法 インターネットリサーチ