27日のワールドカップアジア最終予選・中国戦、2月1日のサウジアラビア戦に向けて17日から国内組の合宿が始まります。

現在日本はグループ2位で本大会出場圏内。とはいえ、首位のサウジアラビアには勝点差4、3位のオーストラリアとは勝点差1と決して安心できない立場です。まず中国戦に勝つことで流れはよくなるでしょうし、サウジアラビア戦でも勝点3をあげれば、一気に出場確定も近づきます。

そして選手にとってこの2連戦で活躍することは、ワールドカップのメンバーに選ばれるためにとても重要な要素になってくるでしょう。当然、今回の合宿に集まるプレーヤーは、試合に勝つのと同時に代表サバイバルを意識していると思います。

ではどれくらいの人数の国内組が残っていけるのか。海外組だけで11人以上のメンバーが揃う現状を考えると、国内組は5、6人ではないかと思っています。

ただし、現在は国内組といっても海外から戻ってきた国内組もいます。長友佑都、酒井宏樹、大迫勇也、権田修一などはこれまでも代表チームの主軸として活躍してきました。この4人は確定ではないでしょうか。

さらに2021年9月に最終予選が始まって以来、第3GKとしては今回ケガで合宿不参加になった谷晃生が選ばれていました。もし3人のGKのうち権田以外の1人を国内組で考えているとすると、あっても残り1枠という可能性も考えられます。

今回集まる17人のフィールドプレーヤーのうち、ほぼ確定の4人を除く13人から1人だけサバイバル出来るというのがこの合宿です。それが誰になるのか、注目していきたいと思います。

(写真提供:日本サッカー協会)