SKE48の荒井優希が18日(土)、東京女子プロレスの名古屋国際会議場イベントホール大会に出場。SKE48 としてリング上でパフォーマンスを披露し、プロレスの師匠 山下実優選手とのシングルマッチに挑んだ。

【写真】後頭部への「Finally」をヒットさせる荒井優希、ほか試合中のカット【43点】

第3試合終了後、江籠裕奈、大場美奈、菅原茉椰、福士奈央とともにリング上で「未来とは?」「片想い Finally」「前のめり」の3曲をパフォーマンスした荒井優希。メインマッチでは、SKE48のメンバーでTikTokクリエイター「おしゆき」として一緒に活動している青木詩織も放送席から見守る中、赤いレザーのガウンを羽織った新たなコスチュームで登場した。

序盤、山下の力強いキックに倒されながらも何度も起き上がる。ロープに逃げるも、山下からの猛攻にカウントダウンをとられ、9カウントでなんとか立ち上がる荒井。渾身のエルボーで山下の動きを止め、ビッグブーツを決め、後ろからかぶさってスリーパーホールドで反撃する。

さらにフルネルソンバスターから「Finally」を試み、かわされたものの、山下をコーナーにぶつけての後頭部への「Finally」は見事成功させた。しかし、キックで逆転を許すと、最後は山下の得意技スカルキックでスリーカウントダウンとなった。

試合後リング上で山下は、「まだまだ私は倒せない。これで終わりじゃない。いっぱい練習して試合しよう」と師匠らしくエール。荒井は「またやんなきゃダメですか? 一生に一回ぐらいだと思ったんですけど、そんなに言うならまた試合してあげましょう」となぜか上から目線で強がったが、「2022年もしっかりプロレスに向き合って、いつか山下さんに勝ちたい」と誓った。

▽山下実優コメント
名古屋で初めての大きい会場で。今回はSKE48 の皆さんにもライブをしていただいて、荒井ちゃんのアイドル姿を初めて見て、そこから今日初めてシングルで対戦して。練習していても試合を見ていても、気持ちがすごいなと思うのと、やっぱりプロレスに対しての気持ち、アイドルに対しての気持ち、両方を両立しっかりしようという気持ちが強く伝わって、私も試合していてすごく気持ちの高まる部分がありました。でも、まだまだ私も負けるわけにいかないし、荒井もまだまだ練習しなきゃいけないなと思う部分もあったので、これからまた、本人は一生に一度でいいって言ってたんですけど、また戦う時がくるでしょう。その時はまた、私も強くなってないといけないですし、荒井もしっかり強くなってもらって、東京女子プロレスを一緒に盛り上げていけれたらなと思いました。

(初めて Finally を食らって)
効きましたね。前回の大田区大会で、あのアジャさんが顔を渋らせていたので食らったらやばいなと思って。後頭部に食らっちゃったんですけど、けっこう効きましたね。これからまだまだ Finally は進化していくんじゃないですかね。進化していかなきゃいけないなと、アドバイスとして、あれはすごくいい技なのでしっかりこれから練習してどんどん強くさせていければいい技だと思いました。

▽荒井優希コメント
山下さんは、一番一緒に練習してきたんじゃないかなという先輩ではあるんですけど、蹴りとかは練習ではされたことなかったので、今、この辺(上半身)が生まれて初めての痛みで。力強さとかに圧倒されてまだまだ敵う相手じゃなかったなというのを感じました。でも、自分の今までやってきた技とかは少しは出すこともできたし、また機会があれば今よりも成⾧した姿で、もっと耐えられる自分になって、山下さんの前に立ちたいなとすごく思いました。2022年、きっと山下さんと戦うようなことがあるかもしれないので、いつそうなっても大丈夫なように練習を張り切って頑張りたいなと思います! 今日はありがとうございました!