恋人を探そうとマッチングアプリをやり続けている社会人男性コバヤシ。ついに最近、29歳になってしまいました。のこされた20代の時間はあとわずか…。念願の転職も決まり、前の会社の有休消化期間に入りました。約1カ月ある人生のGW（夏休みっていうと、明けたらもう秋みたいになっちゃうから…！）を過ごしながら、今後の人生についてぼーっと考えていると、「いま恋人探す時間とお金ってホントに必要なんかな」と改めて思ったことがありました。「男は子供を産むわけじゃないからね」というツッコミが入りそうですが、アラサーを迎えた男にとって、今後の人生プランも含めて“恋活”をする意味とは何か、改めて考えてみました。
20代という貴重な時間、恋活に一生懸命になる必要ってある？
恋活は時間も金もとられる！
そもそも、恋活でどれだけ時間をとられているんでしょうか。僕は今マッチングアプリを1つやっていますが、1つでも結構時間使います。
� 崋�分に合いそうだな」と思った人を探して“いいね”を押す�▲泪奪船鵐阿靴燭薀瓮奪察璽犬魄貭蠅瞭�数続ける�Ｅ渡辰垢襪覆蝓⊆尊櫃砲竿咾帽圓�、という3ステップ。
どのステップもめちゃくちゃ時間使うし（特に��）、しかも、これを複数の人間としなければいけないんです。当然、相手の取捨選択も厳しくなるし、アプリ界の競争は激しいです。「マッチングアプリにはたくさん異性がいるから、すぐ恋人ができるだろ」と思っている人がなかなかうまくいかず、「こんなの無理やろ！」って挫折するのはよくある話。
しかも、女性は無料ですが、男性は有料です。だいたい月3000〜4000円くらいじゃないでしょうか。年間に換算すると、36000〜48000円。これを2つすると、72000〜96000円かかります。高っ！日本の年収が海外と比べても上がらない今、多くの人にとってはまあまあな出費でしょう。時間をかけたところで、必ず恋人ができるわけじゃあないし（現に僕は1年近くできていない）、これにお金を使い続けていいのかとふと考える瞬間もそりゃ出てきますよね。
また、最近新型コロナの感染状況も以前よりは落ち着いてきたので、一度対面の街コンに参加してみたんですが、7200円くらいかかりました。久々に参加してみると、対面で最初から異性と話せるし、むしろマッチングアプリより効率がいいんじゃないかとすら思いますが、その一回で恋人になる人ができるわけでもなく（できるケースはほとんどない）。これに通い続けようとすると、すごくお金がとられます。
それ以外に出会う手段って考えると、合コン、友人の紹介なんてのもありますが、交友関係がめちゃめちゃ広いわけでもない僕は、あまりそんな機会にも恵まれないしなぁ。モテない人間にとって、恋活は負担がかかります。恋愛するにしても、社会におけるヒエラルキーってのが大きく関係してくるんじゃないかと思う今日この頃。
とまぁ色々と言ってきましたが、とにもかくにも言いたいことは、
恋活って疲れる！！
マッチングアプリも、毎日のようにスマホいじって相手にどんなメッセージ返すか考え続けなきゃいけないし、いざご飯となっても店決めるの大変だし。最近、マッチングアプリで知り合った人とのご飯は、だいたいいつも同じ地域で、コスパがいいイタリアン3店舗くらいをローテーションで回していくパターンに陥ってます。相手にバレたらダメなやつですけども。
街コンは、テーブルごとに4〜5人で会話して、一定時間が経つとまた違うテーブルに代わっていくものなんですが、大学サークルの飲み会みたいになります。だいたいその場のテーブルを仕切るコミュ力高いやつが全部持っていきます。短い時間の中で、いかに相手に印象に残るべく女子にアピールできるかという勝負なんですが、なんかその感じがあんまり好きになれず。正直一人ひとりともっとゆっくりしゃべりたいのに、そんな感じにはなかなかなりません。これは、合コンも同じ感じかな。
こんな風に恋活って時間も金も、そして心身ともに体力も奪われるんですよね。30歳になるコバヤシにはどんどんキツくなっていく…（笑）
短い人生の中で恋活より優先するものは？
そんな風に恋活に時間とお金を使い続けたいま、ついにあと1年で30歳というところまで来ました。今後の人生を考えると、親や友人などと一緒にいられる時間も短くなる中で、恋活に時間とお金を使うよりも、いまいる大切な人と過ごすことに時間とお金を優先的に使った方がいいんじゃないか？と最近思うようになってきていました。社会人になると、1週間のうち仕事に割かれる時間がとても多く、使える休みは貴重なものになってるし。
とはいっても、友人も結婚、子育てなどで、なかなか会う時間が確保しにくくなってきていることは間違いないんですけど。
そのうえ、転職するタイミングで、改めて今後の人生に必要なお金を考えてみたんですが、結構バカになりません。人生はホントに何が起こるかわからないから、その備えのためのお金も必要だし、老後資金2000万問題なんてことも言われます（実際にどのくらいかかるかは、ひとそれぞれなので、もっとかかる人も）。結婚して、子供も育てるとなると、養育費だけでとんでもない額になります。それにもし可能なら、現役引退後の残された人生の中で、死ぬまでにやりたいこともあるだろうし。
それでも僕が恋活をする意味
それでも、やっぱり恋人が欲しいなぁと今は考えています。
有休消化のここ1〜2週間、一人で都内各所を散歩したり映画を観たりオンラインゲームをしたり自分のやりたいことを思うままにしているのですが、なんだかどこか満たされないものがあったんです。その満たされないものを埋めるものは何なんだろうとこの2〜3日考えていたんですが、分かったのは、「人生色々なことがある中で感じたことや体験したことを一緒に分かち合う人」でした。
これは別に結婚という形に限らなくてもいいのですが、人生山あり谷ありのなかで、それを一緒に共有する人がいるということは、僕にとっては、とても欲しているものなんだと気づきました。
別に、恋人がいなくても、人生を幸せに過ごせる人はたくさんいます。恋愛はしなきゃいけないものじゃありません。僕自身にとっても、「恋人がいないで人生を終える＝幸せじゃない人生」なんて嫌です。でもやっぱり、人生を共有する人ができれば欲しい。そのためには、多少のリスクを背負っても恋活を頑張りたいという気持ちに今なっています。
といっても、恋活で人生マイナスになりすぎても仕方ないので、無理しすぎない程度に頑張ろう。次回は、恋活の負担をどう減らせるか、僕なりの考えを書いていこうと思います。
外部リンクsuits-woman.jp