オール讀物新人賞は、第101回より「歴史時代小説」分野に特化した新人賞へとリニューアルいたしました。選考会は2021年9月24日(金)15時より文藝春秋社にて行なわれ、応募総数992篇の中から下記の作品を受賞作として決定しました。

受賞作

「装束(しょうぞく)ゑの木(き)」 出崎哲弥(でざきてつや)

受賞者略歴

56歳。石川県生まれ、在住。
金沢大学教育学部卒。
第18回北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(区長賞)受賞。

●第101回 応募総数 992篇
●選考委員 安部龍太郎・門井慶喜・畠中恵 (五十音順)
●正賞 時計  副賞 賞金50万円
●発表 「オール讀物」 令和3年11月号(10月22日発売)

オール讀物新人賞からは藤沢周平氏、佐々木譲氏、逢坂剛氏、山本一力氏、宇江佐真理氏、桜木紫乃氏、奥山景布子氏、柚木麻子氏、坂井希久子氏、佐藤巖太郎氏、木下昌輝氏をはじめ多くの作家がデビューしています。これまでのオール讀物新人賞受賞者に続く、歴史時代小説分野の新たなプロフェッショナルな書き手の発掘を全力で目指します。

募集対象は、広義の歴史時代小説(短篇)。舞台は国内外を問いません(架空設定も可)。日本語で書かれた自作未発表の作品に限りますが、年齢、性別、国籍、プロ・アマ等資格は問いません。分量は、400字詰原稿用紙換算30枚以上80枚以内です。