古い雑居ビルがひしめく東京上野にあって、そこだけがオアシスのように空気感が異なる【ノーガホテル上野東京(NOHGA HOTEL UENO TOKYO)】。スタイリッシュで過ごしやすいラウンジやテラス、センスのいい客室で、日常から離れたひと時が味わえます。特別な時間を過ごす場所として覚えておきたいホテルです。

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上野の街を発信するライフスタイルホテル


ノーガホテル上野東京は地元の文化や伝統を発信しつつ、ゲストが自分らしく過ごすことを目的としたライフスタイルホテル。上野界隈の職人技が感じられる備品や、地元こだわりの食材をそろえたレストランなど、ローカルなエモーションに触れられます。



▲テラスの緑が目印のノーガホテル上野東京



▲玄関を入るとヴィヴィッドな色使いのアートが飾られています



▲ほかのホテルとはちょっと違う。丸いレセプションが間接照明に浮かび上がります



▲テラス席のある「BISTRO NOHGA」は、朝食からランチ、ディナーまでいただけます

2階には自由に利用できるラウンジやテラスが用意され、会話を楽しんだりパソコンを開いたりと、思い思いに過ごすゲストの姿がありました。



▲宿泊者が自由に利用できる2階ライブラリーラウンジ

 

非日常の時間を愉しむスイートルーム


ホテルに1部屋だけ用意されたスイートルーム「ノーガスイート」は、リビングとベッドルーム、会議のできるテーブル席からなります。ワインセラーとミニキッチンを備え、シースルーのクローゼットやソリッドな質感のパウダースペースなど、非日常を感じられる客室です。



▲東京スカイツリーを眺められる窓があるのも「ノーガスイート」だけの特権です

シンプルでヴィンテージ感のあるソファやテーブルはSTELLAR WORKS。気取らず、控えめにゴージャスなさり気ないバランス感覚も、このホテルならではです。



▲ノーガスイートのベッドタイプはハリウッドツイン。マットレスはそれぞれ1,200mm幅のエアウィーヴ社製です

驚きはパウダールームとベッドルームを仕切るクローゼット。アンバー系のガラスがはめ込まれたシースルーになっています。



▲シースルーのクローゼットには部屋着とチェストを用意

エッジの効いたデザインで構成されたノーガスイートのパウダースペース。水栓やタオル掛け、縦に配置されたブラケットライトなど、硬質でインダストリアルな雰囲気が斬新です。



▲雰囲気十分のパウダールームは使い勝手のいいダブルベイシン

バスタブはスイート、デラックスツイン、ツイン(一部)の3タイプにのみ用意。その他の客室はレインシャワー付きのシャワーブースを備えます。



▲ノーガスイートは置きバスタイプ。クールでスタイリッシュな雰囲気です

 

機能的で居心地のいい客室


ノーガホテル上野東京は4タイプのダブルルームと2タイプのツインルームなど、全7タイプ130部屋を用意。客室はすべて水回りが独立していて使いやすい間取りです。2名利用なら角部屋のデラックスツインがおすすめ。ダブルはソロ泊の方にも人気です。



▲角部屋のデラックスツインは自宅にいるような雰囲気。ゆったり過ごせる客室です



▲デラックスツインのハリウッドミラーを備えた洗面は、女性にうれしい設備

23平米ほどあるデラックスダブルは、カップルや夫婦に人気の機能的な客室です。



▲1,800mm幅のベッドを用意したデラックスダブル



▲デラックスダブルの洗面は、使いやすいゆったりサイズ

 

メイドイン台東区の良質な備品たち


客室の備品にこだわりを感じるノーガホテル上野東京。ホテルのある台東区は、職人気質が今も活きる小さな工房や店舗が多く、近年は若い世代も活躍。メイドイン台東区の良質な製品が、客室の備品にも使われます。



▲カードキーには「京源」が手がけたオリジナル家紋のデザインが描かれています

京源は家紋をデザイン・製作する東上野の工房。ノーガホテル上野東京ではカードキーのデザインをはじめ、ノーガスイートやエレベーターホールなどに飾られたアートも手がけます。



▲SyuRoの革製ルームサイン。余った皮で作っているので、客室ごとに形や風合いが異なります

生活雑貨をデザイン・販売する台東区鳥越の「SyuRo」。「起こさないでください」「タオルとシートはそのままにしてください」と記されたDDカードは、ちょっとおしゃれなサインです。



▲使ってみたくなるSyuRoの靴ベラ



▲木の風合いとマットブラックの金属パーツを組み合わせたSyuRoのハンガー

どの客室も長めハンガーレールが採用され、服が多くなる冬も便利です。



▲SyuRoのアメニティボックスとティッシュケース



▲ルームウエアはデザインセンス抜群

ルームウエアのガウンは、一流ホテルで採用されるアトモスフェール・ジャポン。襟や袖の差し色にノーガホテル上野東京のブランドカラー、エンジ色が使われます。そのスタイリッシュなデザインは、部屋着としてしか使えないのがもったいなく思うほど。

 

自転車を借りて「東京のいいもの」を巡る


ホテルのレンタサイクル(1,200円:3時間)を利用すれば、上野公園や浅草、蔵前などを巡るのに便利。東京を楽しく走るために作られた「トーキョーバイク」の自転車を用意します。ギアレシオが小刻みに設定されているので、発進、加速が快適。さらにスタッフのガイドで周辺を巡る「ドロップオフツアー」(30分+レンタサイクル代)を毎日開催。自転車はツアー後18時まで借りられます。



▲「ドロップオフツアー」はレストランでお食事された方とホテルのゲストが利用できます

ノーガホテル上野東京のレストラン「BISTRO NOHGA」で提供される美味しい珈琲豆を求めて、自転車で6分ほどのカフェ「蕪木」へサイクリング。珈琲とチョコレートにこだわるお店で、オーナーの蕪木氏は本も著す珈琲の求道者です。



▲古民家を再生したは蕪木は、極小の粋な看板があるのみ。目印になる梅森稲荷神社の目の前です



▲明かりを落とした2階カフェは、珈琲と向き合うためのスペースです



▲蕪木氏自ら丁寧に淹れるネルドリップの珈琲



▲写真はエチオピアのベンサ。軽めながらコクのある飲みやすい珈琲です

蕪木こだわりのブレンドをはじめ、シングルオリジンも用意。好みを伝えれば、それに合わせた豆やドリップで淹れてもらえます

蕪木:http://kabukiyusuke.com/

 

普段とは違うホテルステイを


洗練された雰囲気と落ち着いた空間。普段と異なる環境、違う時間に身を置きたいという方におすすめです。



▲ゆったり、のんびり過ごすのがノーガホテル流。他では味わえないシーンが待っているかもしれません



▲館内いたるところにソフィスティケートされた時間が流れます

旅行はもちろん、テラスやラウンジはくつろぎながらのリモートワークに最適。首都圏在住の方も、【ノーガホテル上野東京】でなら日常から離れる時間が作れます。そして気が向けば、自転車を借りて周辺の探索に。まだ見たことのないトーキョーの街を、ここで見つけてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ノーガホテル上野東京 https://nohgahotel.com/ueno/>