瀬戸大也が本命種目400m個人メドレーで予選敗退

 東京五輪は24日、競泳男子400メートル個人メドレー予選が東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也(TEAM DAIYA)が予選4分10秒52の組5着、全体9位で8位以内の決勝進出を逃した。2019年世界選手権を制し、金メダル候補だった本命種目でまさかの予選落ち。海外メディアは「日本に大きなショック」「胸が張り裂ける」と衝撃を報じている。

 金メダル候補の予選敗退を海外記者もツイッターで続々と報じた。豪シドニー地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」のフィル・ラットン記者は「セトが決勝に残れず。開催国に大きなショックだ」と投稿。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」のパット・フォード記者は「セトが決勝逃がす強烈な衝撃。自由形で完全に失速。これで決勝は誰にでもチャンスがある状態に」と速報した。

 米経済紙「ウォールストリート・ジャーナル」のライン・ヒギンズ記者も「これのショックは言い表せない」と反応。米水泳専門誌「スイムスワム」のロレッタ・レース記者は「今、全て見た。セトが残念。明らかに能力はあるのに。胸が張り裂けるような思い」と心境をつづった。瀬戸は前回リオ五輪銅メダルの種目だった。(THE ANSWER編集部)